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Posted by ミリタリーブログ  at 

2023年09月22日

簡易プリコック機構について

しばらく前から出品している簡易プリコック機構について、こちらではすっかり記事にするのを忘れていました。

遅ればせながらこちらでも紹介を。




簡易プリコック機構について
今日広く普及したプリコックは、モーターへの通電タイミングをずらすなどしてピストンを後退位置で止めることで、次弾の発射タイムラグを短縮しよう、というものです。
動作方式もギアに磁石を仕込んだ磁気センサー式や光センサー式などありますが、当方のは昔ながらのアナログ式です。
FETに遅延回路を仕込み、通電カットのタイミングを遅らせるという単純なものです。

さて、電動ガンはモーターとギアでピストンを動かし、シリンダー内の空気を一気に押し出すことでBB弾を飛ばします。
ピストンを前進させる力は、圧縮されたスプリングによるものです。
ピストンを後退させた位置に留め置くということは、スプリングは圧縮された状態に留め置かれるということでもあり、ピストンやギア、スプリングには負荷がかかった状態となります。
保管時はこの状態にあることはあまり望ましくありません。
そこで多くのプリコックスイッチにはスプリングを開放するモードや手順が用意されています。

勿論こちらもそうした機構を備えておりますが、それはのちほど。

次になぜ「簡易」プリコックなのかというと、一つは当方で製作しているFETスイッチのほとんどに後付けできるという点です。
唯一、次世代M4系後方配線のみこのギミックは搭載できません。
できなくはないんですが配線経路が限られているのでお薦めしない、というのが実情です。
勿論次世代M4系統でも使用可能なものも製作していますが。

端的に言えば、簡易プリコックは従来の品に容易な追加が可能であること、という点が「簡易」ポイントとなっております。







二つ目の「簡易」ポイントですが、簡易プリコック機能を搭載したFETは


FETユニットからこの様なコネクタを伸ばしてあります。
このコネクタに遅延回路を接続してプリコック機構を操作する形になります。
ココがもう一つの「簡易」ポイントで、遅延回路をユニット化し、交換可能にしてあるというところです。
モーターやギアの組み合わせて発射サイクルが変わってくる電動ガンでは、通電カットを遅らせるタイミングはセッティングによって異なってきます。
勿論ユニット側で調整は可能ですが、精密な時間調整は限度があります。
そこで遅延ユニットそのものをいくつかの種類に分けることで、遅延時間調整の幅や精密さを選択可能にしてあります。


23年9月現在で



薄型(大) 一般用



薄型(小) 一般用、中期型以降の電ハン、コン電用



箱型 一般用(主にスペースに余裕のあるM14用など)



小型 初期型電ハン用)



HC用 ハイサイクル電動ガンおよびハイサイ仕様

の5種類を用意しました。

これらのユニットはそれぞれ交換可能なので、セッティングの変更によってサイクルの上げ下げに伴う遅延時間調整に対応可能です。

さて、先ほど使用後にスプリングを圧縮状態から解放して保管することが望ましいという話をしましたが、ここで3つ目の「簡易」ポイントとなります。
一般的にはスプリング解放を追加されたスイッチや切り替えスイッチ、高度な電子トリガーだと専用のモードがあります。
勿論当方の物にもそれは可能です。

先ほど「FETと遅延ユニットを接続してプリコック機能を動作させる」という記述をしましたが、では遅延ユニットが接続されていない時はどのように動作するのでしょうか?

当然、何の追加機能のないただのFETスイッチとしてふるまいます。

タイミングをずらすための回路がつながっていない以上、プリコックが機能するわけもありません。
なので使用後は遅延ユニットを外して動作させることで、スプリングを開放することができます。
解放のためのスイッチを搭載する必要もないため、FETユニットを小さくすることにも寄与します。

繰り返しますが、これまで当方で製作してきたFETスイッチのほぼすべてに適用可能な機構です。
電子トリガーもだいぶ普及してきましたが、従来のSTD系電動ガンを使い続けるという方も多いでしょう。
マイナーなガンであるがゆえにパーツが生産されない、開発されない、だけどほかでもないこのガンが使いたいのだ、という場合、選択肢の一つになれば幸いです。

以上、簡易プリコック機構の紹介でした。
現在はヤフオク、メルカリで各種出品中です。  


2019年03月02日

FETをつけよう HK45分解・配線総とっかえFET編

では今回は下半分を分解しつつ配線総とっかえVerFETスイッチを取り付けていきます

トリガーグループの取り外しまでは前回やりましたので、省略




まずはトリガーバーを外します
HK45の場合スプリング等はありませんのですのまま取り外します






次はグリップエンド周りの分解です
グリップ底部のシールを外し、ボトムプレートをスライドさせてやるとビスが二本顔を出しますので、これを外します
ガスガンと異なり、バックストラップはピンで止まっていませんのでボトムプレートを外せば外せます




ボトムプレートを外すとグリップの手首側のフレームに切り欠きがありますので、ここをドライバーなどで押し込みます



するとグリップパネルが外れます



パネルの下に隠れていた部分にピンが二本ありますので、これを抜きます



ピンを抜くとメカボックスがグリップ下側から抜けます



メカボックス取り出し完了です
一部のパーツが新設計になっていますね
よく削れてセミオート射撃が不調になるカットオフバーが金属になっていたります



ではFETを取り付けていきます
今回は試しにフルサイズ電動ガンで使用している16AWGの配線で作ってみました
ユニットは構造強化タイプになります



既存配線を撤去して、プレーンな状態にしてから取り付けます
配線作業自体は動力線をモーターに、信号線をスイッチにと変化はありません




配線取り付け時にクランプなどを使用するとやりやすいです



FETを取り付けたら、本体にメカボックスを組み込んで行きます
ちょうどマガジンを装填するように下から入れ込んで行く形です

このときカットオフバー周りを立てておかないとフレームに干渉しますのでご注意

また、ユニットや配線類はメカボックス上側に一直線になるように持ってきておくと入れやすいです




あとは分解と逆の手順で組み立てていきます

トリガーバーに配線が干渉しないようにご注意




という形で完成




HK45の場合なりがそれなりに大きいのでバッテリースペースも広いです
バッテリーも入れやすいので、ゲームでの活躍も期待できます
ガスガンに比べるとほんの少し軽いので振り回しやすく、立ち回りによってはメインも十分にこなせるでしょう

FETスイッチの方は出品中ですので、よろしくお願いいたします
  


2019年03月01日

FETをつけよう HK45分解編

ご無沙汰しております(いつもの)




今回は久しぶりの電動ハンドガン新作、HK45です




HK45について軽ーくコメントしますと

一言で言って良いですね
45口径のダブルカラムなんていう、「手が小さい人お断り」なハンドガンは結構あるし、実際このHK45のご先祖のようなMk23などは個人的には極めて握りにくく、パラオードP14でぎりぎりなんとかってところだったのですが、このHK45は思った以上に握りやすいハンドガンでした

では電動ガンの方ですが

きっちり改良されてます
セミの切れは予想以上にいいですし、カットオフバーも金属になっていて耐久性も期待できそうです
多分インドアなんかだったらこれ一本でいいかもしれません

さて、ではまずは分解です




スライドを外したらメカを覆っているカバーを外します
ビス二本で止まっているのでこれを外します
電ハンで使われているねじはM2くらいのねじなのでなくさないようにご注意を



アウターバレルを外します
今回結構外し難いので固定用の詰めを折ってしまわないようご注意を
なお私は片方折ってしまいました
ま、動作に直接かかわるパーツではないので外したまんまでもいいかもですが





次にハンマーグループを外します
これまで通りビス二本で止まっていますので外します
ここだけM2.6のねじになっていますのでご注意を
ハンマー周りはグロックなんかであった小さな部品がないので、非常にやりやすいですね






次、トリガーグループ外します
HK45の場合ここもビスで止まっていますので、左右のビスを外します
バッテリーコネクタ周りもごそっと外れます
事前に配線は外しておきましょう



コネクタを加工します



こんなかんじに切り欠いて、配線の通り道を確保します
面倒ならコネクタそのものを除去してしまうのもありです

簡易取り付けの場合、本体側の加工はこれで終わりです

下半分については次回、分解していきます


ではFETを取り付けていきましょう
まずトリガーグループとバレル周りを元に戻します



今回取り付けるのはいつもの簡易Ver電ハン用FETスイッチです




メカボックスのスイッチの赤配線を外します
モーター行きのものはスイッチから外し、コネクタ行きのものは完全に除去します
黒配線はそのままです




まず動力線を接続します
はんだごてではんだづけしていきます
このとき、動力線はバレルをくぐらせる形でマイナスの線(無印の線)を通します
はんだづけの前にあらかじめ熱収縮チューブを入れておき、はんだ付け後に収縮させて絶縁をします



ユニットの位置はおおよそこのくらいの位置に持ってきます



次に信号線をはんだ付けです
細い黄色と緑の線は赤配線がはんだづけされていたところにそれぞれ一本ずつつけていきます
このとき信号線を通すとき、シリンダヘッドの配線用の切り欠きの内側を通すようにしてください
以上ではんだ付け作業は終了です


あとはカバーをつけなおし、完成
簡易タイプは配線全体を交換するわけではないので取り付け作業は極めて簡単です
その代わり、配線を一部純正配線のまま流用することになるのでよくFET化の効果としてあげられるレスポンス向上は限定的なものになります
簡易取り付けVerはあくまでお手軽にリポ化しつつスイッチの負担を軽減するというものになります

ま、これだけでも十分な性能ではあるのですが、余裕があるのであれば全とっかえをお勧めします


こちらはこれまでの「電ハン専用リポ化・FETスイッチ簡易取り付けVer」で対応可能です

次回は下半分の分解をしつつ全とっかえVerの取り付け、そしてHK45専用FETスイッチのご紹介とさせていただきます  


2018年12月12日

FETスイッチの話 ~3線式と4線式について

すっかり寒くなってきました
こんな時期になってからちまちまガスブロをいじくり始めるという奇行に走る今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

今度マガジンウォーマーでも作るかなあ

さて、今回の話題はFETスイッチの動作方式について

FETスイッチは一般的にFETと抵抗で構成されます
ただこれだけですとモーターからの逆起電流によってFETは発熱することになります

なのでコンデンサとダイオードで構成される保護回路や、SBDが追加されることがあります
ちなみに当方で作っているFETスイッチはPSG1用を除いてすべて保護回路、SBDつきです

さて、FETスイッチには通常の電動ガンの配線に加え、線が1,2本(PSG1の場合は3本)増えることになります
これらの線は信号線と呼ばれ、FETスイッチ回路の開閉を制御するための線になります

信号線が1本のものを3線式、二本のものを4線式と呼ばれます
当方で作っているものはPSG1用を除いてすべて4線式になります

二つの方式はそれぞれつくりが違うので、当然配線経路も異なります
ここで実際の配線を見てみます



これが通常の、つまりFETなしの配線になります
二枚のスイッチ端子に赤の線がはんだづけされ、トリガーが弾かれると通電する仕組みです

次に3線式の配線を見てみましょう
二枚の端子のうち一枚は純正配線を外して代わりに信号線、もう一枚にはFETスイッチからの動力線のうち片方を追加ではんだづけします





一般的に3線式の場合、配線の一部を既存配線のまま利用します
片方の動力線はFETからスイッチまでしか行かず、そこからは今回のように既存配線を利用する形になります
3線式の場合、信号線の数が少ないという点、また既存配線を一部利用するという点から取り付けはある程度簡単になります
但し、配線経路が長くなる、配線置き換えの恩恵が制限されるなどの弊害を抱えることになります


では次に4線式を見てみます





既存配線はすべて外し、代わりに信号線をはんだづけしてあります
動力線はFETから直接、モーターへ向かいます

4線式の場合、信号線はスイッチへ、動力線はモーターへというわかりやすい配線になります
また、配線経路も3線式に比べわずかにですが短く仕上げることができます
これは同時に、配線の抵抗を低く抑えることができ、レスポンスやサイクルの向上という、一般にFETの効果とされる性能向上を得られます
但し、配線の撤去という手間がかかります


以上が3線式と4線式の差異になります

個人的には4線式の方が機械式スイッチを置き換えることによる恩恵を受けやすく、また配線も楽であるので自作のFETは4線式で作っています

以上、FETスイッチのお話でした

  


2018年12月11日

FETをつけよう 番外 PKMマガジン編

珍しくまめに記事を書こう

いやまめに書けというのは当然ではあるのですが


今回はPKMのお話です

縁あってA&K PKMのFETを作る機会に恵まれました
ご存知PKMはロシアの軽機関銃、それをA&Kがモデルアップしたものになります
とはいってもメカボックス自体はMINIMI用の改良型、スピコンを搭載したものなのですが……

そう、これまでのMINIMI系の改良型です



調べてみるといつものV規格マイクロスイッチなんですな
メーカーとしてもあんまり大電流流すスイッチとして作ってないですので(オムロン製でも15Aくらい?)、何らかの形で保護してやらなければならない、というわけでFETか、という運びになりました、

そして売りの一つスピコンなんですが……依頼主様のお話では使えないのでオミットということになり、今回のお話になるわけです


構成自体はこれまで作ってきたMINIMI用の改良版です
少々長さを延長し、セパレート式にしてあります


が、問題はここから

大容量電動マガジンである関係で、マガジンの側にも電気を送らねばなりません
なので出力側を分岐させることにしました

構造的にはかつてHK416Cでやった「入力系を二系統にする」というアレを逆にしたものです
そこまで難しくはないので、あとはマガジン側の加工だけ

今回はご厚意でマガジンをお借りできましたので、その写真を交えながら紹介、








と、いっても




マガジン側のモーターに






線をつなぐだけですが


今回はマガジン側の駆動をトリガーと完全同期にしてあります
マガジン側の給電線をいつもより細い線にしてありますが、マガジン側のモーターがより小型のものなので、本体側の電線と同じものだと下手をすると回りすぎてしまう懸念があったためです

ま、それでもテフロン銀線ではあるあたりにそこはかとない無駄が(笑)


PKM用も出品中ですので、興味がある方はどうぞ  


2018年11月25日

FETをつけよう M4前方配線編(セパレートなし)

今回はM4前方配線をやっていきましょう

これまでM4の前方配線は基本的にセパレートでやってきました
というのも、デルタリングやバレルナットなど多種多様な固定方式のフロントで、アウターバレルとそれら固定部品とのクリアランスが十分に確保できない可能性というのが小さくないもので
いや自分用なら何とでもなるし何とでもしてしまうのでかまわないんですが、ユーザーさんにそれを求めてしまうというのはちょっとあれかなーということで

ただ一方でセパレートにはしたくない、少しでもロスを省きたい、という声もありますので、今回はセパレートなしでつなぐ方法をご紹介させていただきます
といってもまあ少しいじればわかるので、それほど難しいわけではありません
簡単な知恵の輪みたいなものです

とはいうもののすべての仕様で通るというわけではありません
二石並列ユニットとかはまず通りません
薄型の二石並列ユニット、または小型FETを使用したものなら通るかもしれませんが、通常のTO220規格ですと厳しいですね



さて、では前配線です

メカボ配線そのものはそれほど難しいものではありません
あるとすればメカボの外に出てきた配線をマガジンと干渉しない位置に置いておくよう注意するくらいでしょうか



ロア側を組み上げたらアッパーの組み立てです


この方式の場合、アッパーは分解した状態で組み始めます
アッパーを載せる前にチャンバー・インナーバレルを取り付けていきます
マガジンを挿入してチャンバー周りを固定してしまうとやりやすいかもしれません

インナーバレルと一緒に配線を通してしまいます

コネクタとユニットを通したら、こんどはアウターバレルをかぶせていきます

そしてデルタリング、またはまれるナットをかぶせていきます
リング、またはナットの内側にコネクタとユニットを通します

あとはフロントを組み上げていく形になります

流れとしては
・ロア組み立て
・インナーバレル取り付け
・アッパー取り付け/配線通し
・アウターバレル取り付け
・リング、ナットの内側へ配線を通す
・フロント組み立て
という形でしょうか


今回はよりやりやすいように超小型ユニット・ロープロ配線でやってみましたが、これだと確かに配線しやすいですね
まあ通常の16AWGでも行けるでしょうが、こちらの方が柔らかいので取り回しも楽です


新しい配線探すかなあ  


2018年11月06日

FETを付けよう MP7用FET改良の件

今回はMP7用の改良のお話





現行のMP7用はガン側のスイッチユニットに信号線をはんだ付けしてスイッチの開閉動作を行っています
そのため、取り付け後に分解する際、はんだ付けした個所をはがす作業が必要になります
が、やはりこれはめんどくさい
以前スコーピオン用でも同様の問題にぶつかったので、今回はMP7用を改良しよう、という趣旨です


というのも最近SVDがようやくまともに、かつ納得のいくレスポンスになったので実戦投入しようという段になっているわけですが、何分サイドアームがハンドガンのみというのはいささか心もとない

しかしFPSのようにM4をもう一丁・・・・・・は重たい、でかい


ではPDWということで次世代HK416C・・・・・・は重い。M4ほどじゃないけどでかい


ならば最近軽いので重宝しているGEのKAC PDW・・・・・・だとちょっとまだでかい


じゃあ電ハン・・・・・・は小さすぎる。性能的には十分だが、その、なんだ、もうちょっとでかいといい。あとストックがあるといいなあ


お、なんか小型の3セルリポがあるじゃーん、コン電に組み込まない手はないよなぁ?

というわけでMP7を引っ張り出してサイドアームにしようということでいじっているわけです

おりしもMP7用のご用命を承りまして、やはり取り付け後の分解の手間を省きたい、ということでしたので今回の製作と相成りました




全体的な構成はあまり変わりません
今回の改良点は信号線側がメインになります



セパレート方式になっています
本体側とユニットを繋ぐ信号線を、途中でコネクタを付けることで簡単に切り離せるようにしてあります

これにより信号線のはんだ付けが楽になった、という副次効果もえられました
これまでのは隙間を通すときにコツがいりましたので、取り付けはこっちの方が簡単ですねえ

今回は石も何種類かご用意いたしました

A型 いつものBUK9E
安定の逸品
コン電メカボには全く問題ないFETで、通常のフルサイズメカボも行けます

B型 IPD90N
小型ユニット。IRLR8743よりも低発熱、低抵抗のFET
三種の中でFETの性能的には一番高いです
保護回路と大型SBD、耐衝撃加工もしてある、小型4型仕様のユニットになってます

C型
同じく小型ユニット
いつもの次世代M4用で使っているものと同じ、安定感のある小型ユニット
小型化に主眼を置いている仕様になります

では取り付けていきましょう
分解は省略

まず本体側
信号線側を取り外し、緑の配線をヒューズホルダのストック側にはんだ付けです
端子がついている黄色の線は既存配線が刺さっていたスイッチ端子のうち、やはりストック側に接続します




本体側の取り付けに関しましてはいずれもストック側に近い端子への接続、という形です



次にメカボ側
メカボ側は動力線をモーターへの接続です
極相を間違えるとFET破損を含む故障が出るのでご注意を
赤のマーキングをプラス、マーキングなしをマイナスに接続です

組み込みです

さて、本体にメカボを組み込む前に本体側の一部を外します
純正マイクロバッテリーを収納するスペースの一番奥、説明書の部品表でいうところのMP7-35のバッテリーベースを外します
前側からドライバーでビスを外し、反対側からつついてやれば簡単に取れます



メカボは組み込みに際し、あらかじめヒューズを外しておくと開口を通しやすいです



配線経路自体は変わりませんので上側の開口からいったん出して



先ほど外したバッテリーベースの開口から前側に送り出します
取り付けておいた信号線と本体をここで接続し、ヒューズを戻して押し込みます






あとはトップレイル、ストックなどを元に戻して完成です


さて、個人的に残る問題はただ一つ
実際にこれとSVDを抱えてフィールドに出るかどうか(本末転倒)  


2018年09月19日

自作FETスイッチ Eシリーズのお知らせ

今回はいつも出品させていただいております自作FETスイッチ Eシリーズのご紹介です




Eシリーズは初めてFETを使う方、または低コストでFET化したい方向けに、主にノーマルからライトチューン程度のセッティングのメカボックスでの使用を前提とした設計で製作したFETスイッチです



お求めやすい価格と扱いやすい仕様を実現するため、通常のテフロン線のものとは異なる材料を使用していますが、ノーマル~ライトチューン程度で問題なく使用できるようになっています
特に電線に関しましてはテフロン線のものより若干太めのUL1007規格ものとなっており、導体が多い関係上テフロン線のものより配線経路に制限がかかるものの、レスポンスは向上します
なのでどちらかというとVer2系のようなメカボックス内部を動力線が通るものというよりは、Ver3系移行のようなメカボックスがう部を動力線が通るメカボックスの方が使用しやすいかと思われます

ユニットも通常のIRLB3813ではなく、IPP032N06N3を用いたものになりますが、標準で大容量タイプのSBDを搭載した仕様になります

安全対策として上記のSBDに加え、保護回路、ヒューズ(ATS25A)も搭載したものとなっています

これまでそれぞれのモデルに対応したものを別個に出品していましたが、出品物が多くなりすぎたので統合して出品することにしました
大きく4つのサイズにわけ、落札後に使用予定のモデルをご指定いただき、それぞれの仕様での製作となります
サイズと対応は以下の通り

・Sサイズ(30センチ)
MP5K、MP5K-HC、ステアーAUG、P90、M14簡易型、PSG1

・Mサイズ(45~50センチ)
M4後方配線、M4前方配線、MINIMI系前方配線、MINIMI系後方配線、M14(カットオフスイッチ対応)、64式、AK固定ストック、PDR、MASADA

・Lサイズ(60センチ)
G36(次世代含む)、AKボルトカバー内蔵型、PKP、PKM、

・XL(60センチ以上)
タボール、L85、FAMAS、

大まかにこのようになっています
基本的にそのまま本づけでサイズが合うように長さを調整してありますので、初めてでも安心してポンづけが可能です

次世代M4系、次世代SCAR、次世代AK、SVDや電ハン、コン電系など配線経路が特にタイトなガンにつきましては、配線の関係上配線変更の必要があります

また、これらの仕様以外でも、メカボックスのセッティングに合わせてお好みの長さ、FET配置、ヒューズ容量、コネクタ、ユニットの仕様変更、FETの種類変更など多様なオーダーに柔軟な対応が可能です

商品のセット内容はFET配線、予備のモーター端子2個、熱収縮チューブ赤黒、取り付け説明書となります

買ってはみたもののどう結線すればよいかわからない、取り付けに不安がある、というばあい、取り付け代行もいたします


とりあえずFETをつけてみたい、あるいはなるべく安く、という場合、ぜひご用命ください

もし取り付け時に壊してしまった、あるいはメカボックスの仕様変更でFETも仕様変更したい、という場合も、一度ご相談いただければ修理や仕様変更も可能です

  


2018年09月18日

FETをつけよう S&Tタボール編

おひさしぶりです

今回はタボールにFETをつけていきます




今回の素材はS&Tのタボールです
比較的早い時期に出てきたS&Tタボールですが、初期のプラメカボではなく金属メカボのものです
それにしても軽い
たぶんPDRとそれほど変わらないんじゃないかってほど軽いので、重さを気にしないで済みます
そして個人的に大きな利点はM4系のマガジンを使えること
これは大きいです
ある程度マガジンの数を揃えておかないと不安な人なので、他のガンと共用できるのは個人的にポイントが高いです
とり回しに関してはブルパップの構造上、非常に良いです
ガン全体を包み込むようにホールドできるためか、安定感があります
ステアーもM4マガジン刺さればいいんですが、あれも専用マガジンなんですよね
アメリカ製のステアークローンで刺さる奴があったような気がしますが、そんなマイナー銃がトイガン化されることもないでしょうしねえ
難点といえば難点ですが、S&T製は外装が安っぽいですね
元値が安いので文句はありませんし、これなら正直フィールドで砂利の上に落っことしても気になりません
何より軽いので、ゲームでバリバリ使うガンですね
そして割と地味に優れている点は、セレクターレバーを備えたセレクティブファイアであること
昨今のゲームフィールドでは地味に重要なことで、セミ縛りのゲームでの利便性を高めるとともに、一部のインドアフィールドのようにトリガーコントロールによるセミ撃ちを認めないという場合でも安心して持ち込めます
AUGもPDRもトリガーコントロールですからねえ





さて、まずはばらしていきましょう
フレームにあるピンを抜き、ハンドガード内のビスを外します





するとボルトハンドル周りがごそっと前へぬけるので、外してしまいます





今度はフレーム内、トリガーの上側のバレルロックベースの留めねじを外していきます


するとトリガーリンクロットが外せます


今度は後ろ半分をばらしていき、メカボの取り出しに移ります



マガジンハウジング内の二本の皿ねじを外します


次にストック側のピン四本とハトメねじを外せば、バットストックとメカボが外れます







メカボ開帳
どことなくPDRのメカボを思わせるようなそうでないような



ではこちらが今回取り付けるFETスイッチ
長い、長いです
ブルパップ系のガンの場合、ハンドガード内にバッテリーを収める様なレイアウトになるとほぼ銃の全長と同じくらいの長さになります
FA-MASやL85なんかはそうですね
機関部側にバッテリーを収めるP90やAUGなんかは短くて済むのですが、特にAUGは重量バランスはフロントが軽くなりがちです




では取り付けに入ります
まずは既存配線の撤去から
黒線は撤去、赤線もメカボ底部を走る二本の線を除いて撤去です



今回は簡単に取り付けを行う方法をご紹介します
一部既存配線を利用してメカボ開け閉めの手間を省きます
メカボ底部を走っている日本の赤い線、これは直接マイクロスイッチにつながっています
なので信号線をこの二本につないでしまえば、それで取り付けは完了です
内部をいじる用事があれば、もちろん直接つないでしまっても構いません
その際は配線がつながっていた端子にそれぞれ一本ずつはんだ付けです

動力線をモーターにつないで完成

あとは組み上げです
メカボの入れ込みはまあ苦労することはないでしょう




配線の引き回しですが、コッキングレバーに干渉しないように這わせていくことに気をつければ、あとは特に問題ありません



以上、タボール回でした
こちらもヤフオク出品中です
ツイッタアカウントやメールでのお問い合わせも対応しております

  
タグ :タボールFET


2018年08月20日

FETを付けよう SCAR用小改良の件

お久しぶりです

本と久々の更新です




今回はSCAR用の小改良です




SCAR用自体は以前にもやりましたが、今回はこれまで作っていたもので少々気になっていたところを改良していきます

前回同様、ほぼ純正と同じ場所で分割するセパレート構成になります
以前のバージョンでは、信号線の結合部は独立したコネクタですが、今回は二本まとまったタイプのコネクタを使用しています
これがまず最初の改良点

次はユニット側
ガンの構造上、リコイルがくる場所にユニットを配置しなければならないので、ユニットの保護回路部分に樹脂を充填、衝撃に耐えるよう改良してあります


今回のテストベットはSCAR-Hです
30口径版のSCARですね
やる気満々の30口径用マガジンが心強いです
これにACOG載せて社会福祉公社ごっこでもやろうかと思っていましたが、やらずじまいですねえ
というかあそこは銃器選定が職員の趣味に走りすぎだと思います

ではさっそくばらし
マルイのSCARはばらしが死ぬほどめんどい
あっちこっちビスを外して少しずつばらしていくことになるので、M4とかに比べるとほんとにめんどくさい

まあ、M4がばらしやすすぎるという指摘もできますが

まずアッパーをばらしていきましょう






アッパー側のボルトハンドルしたの留めねじ二本、ストック側のさらねじ2本のねじ四本を外します

これでアッパーが外れます





あとはグリップ、マガジンキャッチを外せばロアフレームからメカボが抜けます







メカボです


メカボ側も中を開けるまでが面倒なんですな、これが




まずフロント側のフレームを外し、



メカボ上部のリコイルユニットを外します


このあたりのパーツは袋なりタッパーなりにまとめて入れておいた方がいいでしょう



これでプレーンなメカボックスになりました
この状態でも動くのでリコイル外しという面ではM4より楽は楽かもしれません



ではメカボの中を見ていきましょう
次世代Ver2の上にリコイルユニット、それに後ろをふさいでスプリングガイドを入れてある、といった構造です

メカボ内に前から入った配線はスイッチユニットを経てグリップ方面へ行き、モーターへ接続するオーソドックスな配線経路です
いつもの通り配線を撤去していきます




元の配線と同じく、前から動力線を這わせていきます
事前にグリップ内の配線に十分な長さをとっておき、それから信号線のはんだ付けをおこないます


二枚の端子にそれぞれ信号線を一本ずつはんだ付けではんだ作業は終了

組み立てです
配線の太さの関係上、メカボ側面に入っていた配線抑えは使いません
フレームにメカボを入れていきますが、この時点では配線は上に出しておいた方がやりやすいでしょう



ではストック側の取り付けです
まずはストックをばらします
とはいってもさらネジ、留めねじを外せば分解できますので簡単です




純正ストックのヒューズボックスは外してしまいます
純正配線を撤去し、バットプレート側からセパレートユニットを入れていきます



配線経路が少々狭いので端子を折り曲げないように通して完成

ストックを組み上げ、本体と接続します

接続後は接続部をロアフレーム側に入れていきます
ロア側に押し込んでおかないとアッパーに干渉するので注意

さらにアッパーを組み込んで完成

以前のものより信号線の接続が楽になっていること、2型改良型ユニットを搭載した新SCAR用、すでにヤフオクに出品中ですので、SCARユーザーの皆様、ご興味があればよろしくお願いします  


2018年06月02日

FETをつけよう 東京マルイ HK PSG1

今回はPSG1です
今回きわめて写真少ないです(汗)
取り付けについてはきっちり写真あるんですが全体像をとっていないという

PSG1といえば、ゲームなどでもしばしば出てくるドイツ製高性能セミオート狙撃銃として知られるライフルです
ミュンヘンの悲劇として知られる黒い九月事件の教訓から開発された狙撃に特化した小銃ですね
もっとも、性能はぴか一で(WA2000ほどではないにせよ)価格もぴか一(約7000ドルくらい?)、そして重いということで警察向け、しかもお金持ちの警察向けという雰囲気のライフルですが
なおのちに開発された簡易型のMSG90は結構好評らしい

東京マルイのPSGももちろん高精度の射撃性能を目指して作られており、メカボックスもPSG1専用のものになっています
このメカボックスは大きな特色を持っていて、セミオートオンリーかつピストンを一定の場所にとめて、プリコック状態を維持する機能がついています

が、FET化するのにあたってこの機能は実は非常に厄介です

というのも、FETを守る種種のからくりが使えないのですね
機械式ブレーキ回路の機構上SBDは使えません
SBDを搭載するとブレーキ回路の動作に干渉するので、ピストン停止位置がおかしなことになります
当然、逆起電流はきっちりFETにやってくることになるので、それなりに性能の高いFETで作る必要があります

さらにこのブレーキ回路は、FETの取り付け時に間違えると常時ONになったり、最悪の場合信号線が発熱する場合があります

なのでPSG1にFETを取り付ける場合、他の機種に比べより注意深く作業する必要があります

そこでこの機種に関しては、うちの手持ちで一番いい(そして高い)FETであるIRLB3034で製作します
いつものIRLB3813よりも低発熱、大容量のFETですが、3813のかるーく倍するお値段になります
しばらくは3034で製作しますが、なくなったら3813ですかねえ
実験時は3813でも問題なかったんで多分3813でも十分なんでしょうが


では取り付けていきましょう

まず最初に

PSG1の場合信号線の極相があります

ほかの機種では単純に「スイッチオン時に通電すればよい」なんですが、PSG1の場合はブレーキ回路の関係上信号線の極相があります

また、信号線は3本線になります


というわけでこちら




分割タイプにしてストック内も配線を置き換える仕様にしてあります


メカボ取り出しまでは困ったことに写真を取り忘れてしまいました

メカボです
左側面に外部からアクセスできるスイッチが三箇所です
これらに信号線を付けていくことになりますが、これを間違えると常時オンだったら最悪信号線が過熱します

信号線は黄色、緑、青になります
この三種類を正しい場所にはんだ付けしていきます




メカボックスのノズル側から緑、青(写真では黒)、黄色の順ではんだ付けです
以上で取り付け完了です

後は特に問題なく組み立てですね

PSGはいまだ人気がありますが、もはや部品調達も怪しいので、お使いの方は是非
いつも通り出品(自作パーツ PSG1専用FETスイッチ 数量限定版 で検索)しています

さーて、依頼品をこなしつつ、次はSCAR用のリメイクですかねえ  


2018年05月19日

スタンダートM4系FETスイッチ・前方配線改  GE製KAC PDW


では、さっそくやっていきましょう

今回はスタンダートM4系前方配線 改です





テストベットとして扱うのはGE製のKAC PDWです
PDWは以前にもDBOYsやVFCなど扱ったことがあるんですが、なりの割に重たいので結局あんまり使わなかったんですな
GE製はプラボディなので大変軽い
これは怠惰に身をむしばまれた私にはアクセサリつけても軽く感じるのでいいですね

プラボディっていう割に剛性もしっかりしていますので、構造とも相まって下手をするとマルイのスタンダートより安心感があります

先日晴れて実戦デビューさせましたが、やはり軽さは強さですねえ
メカボの素性もよかったのですが、一方チャンバー周りはだめだめだったので、導入の際にはきっちり整備しないとだめでしょう


今回の配線の大きな特徴は、FETユニットをフレーム内、チャンバーわきに配置することによって、バッテリースペースの圧迫を最低限に抑えることができる点です
これはPEQ型などのバッテリーケース使用時には結構重要で、ただでさえ狭い空間にFETユニットを入れ込まないで済む分、バッテリー選びにほんの少しですが幅が生まれます

もちろんMOEなどのハンドガードや、マルイのM4パトリオットなどのハンドガード内にバッテリーを入れ込む際にも邪魔になりません

このアイディア自体はHK416Cの時に当初考えていたのですが、次世代M4系のチャンバーとは相性が悪く、結局ものになりませんでした

チャンバー形状が縦にスマートなスタンダートM4系であれば、チャンバーのわきにFETユニットを入れ込む余地があります
これはM16A1系やその後のM4A1系、VFCなどのドラム式、果てはA&KのMASADAなんかでも使えます

ユニットもこれまでのものよりコンパクトにしてあります
ロープロファイル系で使っているBUK9Eをメインにしていますが、同じ規格のIRLS3813等もつかえますが、多分普段使っているIRLB3813なんかでも行けるでしょう

まあこの辺はお好みで対応できるようにしましょうか

今回電線は取り回しを考えて18AWGにしてあります
この電線、少々細身なんですが普段使っている16AWGの電線(オレンジのやつ)と性能はほとんど変わらないくせに取り回しがよいので大変重宝しています
自分用はもう全部これでいいんじゃないかと思うほどに

大まかなスペックとしては

動力線:18AWG(0.8sq)テフロン銀メッキ線
信号線:汎用耐熱ビニル配線
FETユニット:BUK9E、保護回路、SBD付き
ヒューズ:ATS 25A

って感じです

電動ガンを回すには十分な性能になっているFETユニットなのですが、ロネックスとかを回すのであればSBDはモーター側にもつけておいた方がいいかもですねえ

なお、ブログ更新をさぼっている間にこのカテゴリのユニットはさらに高性能なFETを搭載したものへと進化した模様
On抵抗が3813系のFETより低くなるってうっそだろぉ……

さて、では実際に取り付けていきましょう

いつも通りの作業ですが、メカボックスを開けて既存配線を取り払います




取り払ったらFET配線を付けていきます




前側は大体このくらい引っ張り出しておけばちょうどチャンバーの横にユニットが来ます
位置決めはあらかじめメカボックスとバレル周りを組み合わせてやった方がいいでしょう


では信号線をはんだ付けしていきます
きっちりではなくちょっと余裕を持たせてやると万が一位置決めをしくじってもリカバー可能ですし、組み上げ時に力がかかっても耐えられる範囲が広がります




メカボを閉じて、ガンに組み込みます




ロアフレーム一式を組み上げたら、次はアッパーと結合します




GEのPDWの場合、アウターバレルとガスブロック周りは先に外しておくと組みやすいです
写真のようにマガジンを指してチャンバー周りを固定してしまうと入れ込みやすいですね

配線の前半分をがらんどうになったアッパーフレーム内に通し、バレル基部側面のスリットからコネクタを出しておきます

あとはアウターバレル、ガスブロックを組み付けて行き完成

写真がBKとDEで混じっていますが、実は短期間に二丁やってます
ゲーム仲間の方をオルグすることに成功しまして、その方の分ですね


非常に軽く、コンパクトで、かつM4マガジンがささる、と個人的には非常に扱いやすい好きな銃です
実銃の方はコンセプトマシンみたいなもんでしたが、トイガンの方はゲームウェポンとして優秀です






自分用のはガスチューブを撤去してフレーム内にバッテリーを収納するようにしてあるのでバッテリーケースもありませんし、予備の長物として荷物に加えることも可能ですね

軽く、小さく、M4マグが刺さり、かつストックもあるといういろいろメリットがあります
公共交通機関でフィールドへ向かう方にもおすすめですねえ

というわけで、KAC PDWでした  


2018年03月04日

FETを付けよう スコーピオンリメイク

気が付いたら3か月たってた
何を言っているのか(ry

すいません、なんやかやで更新できてませんでした

ネタは結構いろいろあったんですがねえ


リハビリがてら今回はスコーピオンです


これまでのスコーピオン用のFETの難点として、取り付け後は分解時に動力線のはんだ外しが不可欠となっていまい、取り付け後のメンテナンス性やカスタムがめんどくさいという点がありました




今回ご依頼主様からこの点の改善を図ったものを作れないか?というお話をいただき、ご許可をいただきましたのでご紹介させていただきます

今回のスイッチをざっくり説明すると、セパレート型、というより電ハン用の簡易接続型に近いものになります
メカボックス=バッテリー端子間は既存配線を使用し(もちろんテフロン線に変更も可能です)、それによってメカボックスを容易に取り出せるようにしてあります

なので、このスイッチの場合とりつけ作業はほぼグリップ内外に入っている部分で完結する形になります

では取り付けに入ります



グリップ内部の端子・スイッチ周りを取り出します
このとき、ヒューズホルダはマイナスドライバーでこじって外してしまいます
引っ張り出したスイッチ周りにはんだ付けを合計四カ所やります






信号線は前回と同様の場所にはんだ付けです



動力線の方ですが、こちらはプラス側は信号線の片方と同じく写真の端子に、

マイナス側は純正のバッテリー端子、写真でいうと奥側の端子に接続です

グリップ周りとメカボックスの接続は既存配線を利用するか、こちらもテフロン線に変えてしまいます
マルイの純正の配線も相当にいい配線ですが、気になるようなら変えてしまってもいいかもです



コネクタの位置は実際にはこの写真からもう1,2センチ短くした方がバッテリーを入れやすいかもしれません

あとは組み立てて終わりです

純正と同じ感覚で分解、組み立てができるので、メカボックスの方もいじる方はこちらの方がいいでしょう


バッテリーはグリップ内に電ハン用バッテリー(550mAくらいまでのサイズ)を収納してお使いいただけます
ヤフオクで出品しておきますので、ご興味があれば是非  


2018年03月04日

FETを付けよう スコーピオンリメイク

気が付いたら3か月たってた
何を言っているのか(ry

すいません、なんやかやで更新できてませんでした

ネタは結構いろいろあったんですがねえ


リハビリがてら今回はスコーピオンです


これまでのスコーピオン用のFETの難点として、取り付け後は分解時に動力線のはんだ外しが不可欠となっていまい、取り付け後のメンテナンス性やカスタムがめんどくさいという点がありました




今回ご依頼主様からこの点の改善を図ったものを作れないか?というお話をいただき、ご許可をいただきましたのでご紹介させていただきます

今回のスイッチをざっくり説明すると、セパレート型、というより電ハン用の簡易接続型に近いものになります
メカボックス=バッテリー端子間は既存配線を使用し(もちろんテフロン線に変更も可能です)、それによってメカボックスを容易に取り出せるようにしてあります

なので、このスイッチの場合とりつけ作業はほぼグリップ内外に入っている部分で完結する形になります

では取り付けに入ります



グリップ内部の端子・スイッチ周りを取り出します
このとき、ヒューズホルダはマイナスドライバーでこじって外してしまいます
引っ張り出したスイッチ周りにはんだ付けを合計四カ所やります





信号線は前回と同様の場所にはんだ付けです



動力線の方ですが、こちらはプラス側は信号線の片方と同じく写真の端子に、

マイナス側は純正のバッテリー端子、写真でいうと奥側の端子に接続です

グリップ周りとメカボックスの接続は既存配線を利用するか、こちらもテフロン線に変えてしまいます
マルイの純正の配線も相当にいい配線ですが、気になるようなら変えてしまってもいいかもです



コネクタの位置は実際にはこの写真からもう1,2センチ短くした方がバッテリーを入れやすいかもしれません

あとは組み立てて終わりです

純正と同じ感覚で分解、組み立てができるので、メカボックスの方もいじる方はこちらの方がいいでしょう


バッテリーはグリップ内に電ハン用バッテリー(550mAくらいまでのサイズ)を収納してお使いいただけます
ヤフオクで出品しておきますので、ご興味があれば是非  


2017年11月13日

FETを付けよう ARMY L85編 実装

レイテ海戦とかほんとに怖いんですけどー(挨拶)
運営様、お願いですから大型イベント海域連打は勘弁してください(懇願)



では実装していきましょう
前回、メカボ取り出しまで行きました

今度はFETを実装していきます




既存配線のほとんどは外してしまいますので、黒い線はすべて、赤い線は今回一部を除いて撤去です
モーターホルダーの内側を配線が通っていますので、モーターホルダーを外します
再利用を考えないのであれば切ってしまっても問題ありません




メカボックス右側面のスイッチ端子についている配線(黒線から分岐している赤線)は外します



このメカボックスは、端子へのアクセスが困難なので、既存配線の一部を端子の延長として利用します(写真内、囲んである日本)
残す配線はメカボックス前側の二本、モーターに向かうものとコネクタに向かっているものを1,2センチ残し、切断します



ではこちらが今回実装するFETスイッチになります
FAMAS用同様、やたら長いです
まあ銃のほぼ全長並みになるのは、バッテリー収納位置の関係上仕方がないですが

ユニットはハンドガード内に収納する方式です
グリップ基部のフレーム内に収納するという方法もありますが、これはG&G系のみで、他のL85はこの部分に中身が詰まっていたりするので、今回はこの方法と相成りました



実際のはんだ付けですが、先ほど少し残して切った二本の線に信号線をはんだ付けです
先ほど少し残して切ってある配線に信号線を各一本ずつはんだ付けし、付属の熱収縮チューブで絶縁します



はんだ付け後、モーター端子を接続する形になります
配線はメカボックスに入った溝に入れ込む形でまとめておきますので、メカボックス手前側、本体に入った時に左側に配線がくるようにします


では今度はとりだしたときと逆の手順で入れ込んでいきます
特に注意を必要とはしませんが配線は信号線が入る関係で太くなっていますので、グリップ上部の左側面にある配線抑えの爪は少しマイナスドライバーで広げてやる必要があります



長さを余裕をもって作っているのでかなり余っているように見えますが、この余裕の分で上下フレーム分割時に外れてしまうことはありません

では今度はフロント側の配線を引いていきます
今回はユニットをフロント側に配置しています
別にG&G系に限定するならば、グリップ上部の空間に設置してしまってもいいのですが



とはいってもアウターバレルを外して、配線を入れ替えるだけなので、特に問題はありませんね



アウターバレルはここの二本のネジで固定されているので緩めてやるだけで抜けます


というわけでアッパー側とロアー側の配線を繋いでやれば完成です

L85は各社でメカボックスの形状が異なりますが、FETスイッチは究極的には信号線をスイッチにつなぎ、モーターに動力線を繋ぐことができ、かつユニットを収納するスペースがあれば実装は可能です
つまり、分解して組み立てて、FETの原理がわかれば実装可能です
まあ、あくまで自己責任で行っていただくことにはなりますが、そこまで難しくはないかと

ブルパップということで好き好きが分かれるとは思いますが、やはりL85の安定感は逸品です
一方でL85に限らず海外製の独自メカボ系の電動ガンはスイッチの部品を入手することはほぼ無理なので、最低でSBDは付けておくに越したことはありませんし、より保護を完全にするためにFETの搭載はしておくとよいでしょう

というわけで、L85でした  


2017年11月04日

FETを付けよう ARMY L85編

あっという間に10月が終わる(挨拶)

ごぶさたしております





夏のイベントでめでたくウォースパイトをお迎えできましたので、今回は何かと迷銃扱いされるL85です
まず最初にはっきりさせておきましょう


L85は迷銃ではありません


「L85は駄作である」というミームがあまりにも拡散してしまっていますが、よく考えられた設計思想と政治的ごたごたが合わさり、妥協を重ねた結果に原因があり、先進的な外見とそこから脚色や誇張、そしてそれを(時々)斬新なアイデアを取り入れ(しばしば)(良くも悪くも)面白い結果を生むことがある英国のモノづくり、今日俗にいう「英国面」的なもの、という別のミームと邂逅することによって形成された、半分フィクションのようなものといえるでしょう(つまり半分は本当)
社会学や社会心理学のいくつかの分野で分析するとこのミーム拡散は面白いかも
(※ミーム R・ドーキンスが定義した遺伝子のように脳から脳へ拡散し受け継がれていく情報のこと。人類の文化的進化を促す情報遺伝ともいわれる。物事のはやりすたり、災害時のデマや流言のような形でも見られる)

確かに無印やA1ではいくつか問題点がありましたが、A2でまあ普通に使えるライフルになっているといえます
まあ、残念ながら記事やデータによるものですので、実際に触ったわけではありませんが

重いだの弾が詰まるだのマガジンが落ちるだの、言われますが、そもそも電動ガンなら関係ありませんしね!
以下は個人的な反論です

・重い
確かにちょっと重い。
だがこの重さのせいかあるいは絶妙なバランスのせいか、構えた時の安定感はM4や同じくブルパップのFAMASよりも良好
嘘だと思ったらお店で構えさせてもらってみると納得していただけるはず。めっちゃ安定する

・マガジン落ちる
と、言っても電動ガンマガジンはそんなに重くない
なので落ちない。むしろマガジンリリースボタンの周りにガードがある分FAMASより安心できるし、AUGのように下側にリリースがある訳ではないのでM4系統の操作に慣れていると楽
むしろ古株のゲーマーでFAMAS使った経験者なら一度はゲーム中にマガジンが抜け落ちた経験があるはず
何よりSTANAG使えるというのはFAMASやAUGに対して大きなメリットといえる
欲を言うともう少しマガジンハウジングが浅いといいかも。PMAG入んないし

・アンビじゃない
左右切り替えができないというのは難点かもしれませんが、そもそもオラニエ公マウリッツ(1567~1625)以降の軍隊では兵隊の規格化が行われているので、純粋な軍用ライフルという点においていえばそれほど問題ではない。すくなくとも設計当時はそうだった。今日ではあれこれスイッチングだのトランジションだのと言ったテクニックの関係上多少問題はあるかも?(軍事の再魔術化の端的な例かも?)

・壊れる
どんな機械でも適切な整備をしなければ壊れます
AKもまたL85と逆のミームが拡散している(どんな時でもとにかく弾は出るとか)といえるでしょう
壊れやすいかどうかという話とは別の話ですが

そのほか射手の耳がとか発射ガスがとかはブルパップ全般の問題ですんで
その点F2000の発想は斬新

いずれにしても機会があったら一度構えてみるといいでしょう
あとBBC制作のドラマ「ブルーストーン42」(英国陸軍EODのドラマ。コメディ)を見るとL85がたくさん出てきます
A2ですけどね
ブルーストーン42面白いので機会があれば是非


さて、それでは本題に入りましょう
今回の検体はARMYのL85A2(と、メーカーは言っている)です
実際にはA2の要素は何一つありません
放熱口の形もボルトハンドルのかたちもA1のまま
とりあえずRASに付け替えてみたぜ!って感じです

中身はG&GのL85のコピーです
なので分解結合時にタミヤコネクタで接続です
ICSとかは銅板端子で接続になっているそうです

というか
L85は各社で独創的なメカボ作りスギィ!
G&G(ARMY)、ARES、ICSみんな違うメカボじゃないですか

まあ、配線経路はどうやっても大体同じになるんで今回作ったスイッチはほかに使える可能性はあるんですが、自分としては触ったことがないので何とも言えません
何度も繰り返しますが、FET実装は要はトリガーを引いたとき回路が閉じて電気が流れるようになればよいので、スイッチ端子に信号線をはんだ付けしてやることができれば問題ありません
まあ、使えるとは思うので挑戦される方は一応自己責任でお願いいたします








早速ばらしましょう
まずはストック上のピンを抜き、セイフティを解除
これでアッパー一式が前へずれるので、ずらした状態でアッパーを上へ
これでアッパーとロアーが分かれるので、中央部にあるコネクタを外せば完全に分割できます




ロアーの分解及びメカボの取り出しに入ります
L85のメカボックスは上下分割型ですシリンダー・ピストン周りとギア・モーター周りの二つに分かれる構造になっています
ロアーは他のガンやメカボックスに比べ、取り出しまでに多数のピンを引き抜きます
小分け袋などに入れて管理した方が無難でしょう
あるいは小型タッパーなんかも重宝しますね




まずはメカボックスの後ろ側のピンを引っこ抜きます
これで前側を起点に後ろ側を持ち上げるようにしてやると、上半分が外れます




では下半分を取り出しましょう
ピンが多いのでこちらも無くさないようご注意を
片方はボルトリリースレバー、もう片方はそれにスプリングで連結されたピンです
これらのピンを抜いてやれば、メカボックスはフリーになりますので、下半分を取り出しましょう
どうせ取っ払ってしまうので問題ありませんが、配線類はフレーム左側面のスペースを這い進んでいます




下半分です
もう何が何だかものすごくメカメカしいメカボックスです
なぜでしょう、ARMYという中国大陸に生まれたトイガンメーカーにも英国的エッセンスが秘かに浸透し、まさに英国面的なメカボックスに仕上がってしまったのでしょうか
いや理屈はわかるんですよ、ええ
メカボックスにはある程度の強度が必要で、そのためにリブを入れてるとか、モーターは発熱するからその冷却のためにスリットを入れてあるとか
でも何でしょう、このメカメカしさ
「宇宙船のパーツです」って言われても信じるかもしれません

あー、斬新なメカボックスに衝撃を受けて、少々我を失いました

そんなわけで分解はおしまい
次回はFET組み込みです  


2017年10月31日

FETをつけよう マルイM14リメイク編

10月が……終わる……(挨拶)

10月中に台風連打とかほんとご勘弁です
なので前々から気になっていたM14用FETのリメイクなど




今回はマルイM14のFETのリメイクです
なんとなくヤフオクを見ていたらジャンクのM14SOCOMが出ていたので入手
個人的にはこの長さが非常に使いやすいんですな
メカボの不調で弾が出ないとのことでしたがまあ気にしない
どうせ直すし
ということでついでにM14用スイッチの改修もかねてやっていきましょう

マルイ純正は他社N14でオミットされてるカットオフスイッチ搭載になっています
なので今回のはカットオフスイッチ対応型です
ついでに言うと、マルイのストック用に入れやすい配置してあります



さて、早速取り付けです



今回はメカボ内部もタペット交換の必要があったのでメカボのみになっていますが、実際はストックを外すだけで必要なところに手が届くのでメカボの取り出しは不要です

では作業に入りましょう



まずは既存配線を取り外します
具体的にはカットオフ回路とスイッチです

外したら今度はFET配線を付けていきます
今回は配線のカットが必要になりますので、まずプラス側の配線をモーターに接続します
そのあとプラス配線をカットオフ回路のところに引っ張っていき、回路につながるようにカットし、はんだ付けします



モーター=カットオフスイッチのはんだ付けが済んだら、今度は残ったカットオフスイッチの端子にプラスの線を繋ぎ、カットオフ回路=FETのはんだ付けをします

マイナスの線は特に作業はありませんのでそのままモーターにつなぎます

これで動力線は作業終了
次に信号線のはんだ付けです



先ほど配線をはがしたスイッチ端子に信号線をはんだ付けです

これで取り付けは終わりです
あとはストックへの入れ込みですが今回の一工夫
グリップ内部にFETユニットを配置する攻勢になっているので、ストック内への配線通しが非常に容易になっています
前回作った際はCYMAのストックだったので開口が広いので通しやすかったんですな、これが


次にやるのは今度こそL85です
あ、その前にお知らせが入るかも
11月から出品物がごそっと減る予定

あとさりげなく最近ツイッターやってます

猫工作兵
@ThreeWizard

ちまちまトイガンいじりながらつぶやいていたりします
  


2017年10月15日

出品物整理と在庫処分セール

鎮守府艦隊による秋刀魚の深刻な乱獲問題(挨拶)


提督の皆様は大漁旗を掲げることはできましたでしょうか?
そんなこんなで出品物整理のお話です





これまでいろいろなガン向け、仕様でFETスイッチを製作してまいりました
それらはヤフオクでの出品という形を取らせていただいておりましたが



出品物大杉ぃ


正直なところ時折自分でも把握しきれないこともあります
また、一部の型のFETの調達を終了します

なのでこのたび、いくつかの出品物について10月で出品終了とさせていただきます

主だった対象は以下の品です

・複数の形式のFETを抱えるもの
汎用シリーズ、電ハン用、電ハン・コン電兼用、一部の専用品
FETがIRLB8743,IRLB3813、BUK9といったものがあるのに加え、このたびそれらをうわまる高性能のIRLB3034の導入のため

・電ハン用、コン電用
IRLR8726調達終了のため
必要十分な性能でしかも低コストではあるのですが、同規格のIRLR8743に統一した方が調達に混乱がないので
因みに性能自体は大きく向上する

・IRLB8743ユニットを採用したもの
MP7用強化型、スコーピオン用強化型、柔らか配線系

となります

なのでIRLR8726ユニット系(電ハン6型、電ハンコン電兼用の2,3型)とIRLB8743(柔らか配線系およびMP7、スコーピオンの強化型。強化2型は対象外)は大幅な値下げを行って在庫処分セール中です
また、IRLB8743ユニットに関しましてはステアー用や柔らか配線の汎用Mサイズ、2石並列の汎用柔らかMサイズ、P90用2石仕様も格安で出品しております
これらはFETがなくなり次第終了になります

特に電ハン系は残りがかなり少なくなっています

今後につきましては主にIRLB3813を使用していきますが、セミコンパクトサイズのBUK9を主にコン電、電ハン用に、次世代M4後方配線などの超小型ユニットに関しましてはIRLR8743を使用していきます

そしてそれらのFETを性能面で凌駕するIRLB3034を少数ながら仕入れました
IRLB3813に比べ扱える電流はパッケージリミテッド(実際にこの規格で使用可能な値)195A(IRLB3813で120A)、ON抵抗は3813の1.95mΩに対し1.4mΩとなっており、より多くの電流を扱え、かつ発熱の少ないFETとなります

これらは基本的に汎用FETスイッチとして出品していきます
仕様としては保護回路とSBDを内蔵したユニットに20AのATSヒューズを取り付け、全長45センチで製作しています

配線は3種類柔らか配線(機器内配線。すずメッキ線)と通常のMIL規格16AWGの銀メッキテフロン線、そしてロープロ仕様で使用している18AWGのテフロン銀メッキ線を採用しています

比較的需要のある銃種向け(M4やAK用、P90用など)以外にもSCAR用やVSS用、SVD用などの専用品もお知らせいただければこれまで通り製作可能ですので、落札後にお知らせいただければ対応可能です。

より自由度の高いカスタムが可能となりますので、とりあえずFETつけたいけどどれつければいいのかわからない、ということであればお気軽にどうぞ

そんなわけで、今後ともねこですよろしくお願いします  


2017年09月28日

次世代M4系統 マガジン給電方式化

新鋭艦一杯でレベリング滞り中!
サンマに備えよ(挨拶)


さて、構想はあったものの今一つ形にならなかったマガジン給電方式の他のM4系シリーズへの応用です
なんか発想は納得いくんですが、実際にゲームで使うにはどうなの?という意見もたまに聞くHK416C用のバッテリー内蔵マガジンです
マガジンを抜くことで簡単に安全化できるのでFETとは相性がいいように感じますが、逆に空撃ちがひどく面倒という面も備えています
あとはマガジン一個に対しバッテリーを一個用意しなければならないという割と地味にコストがかかる方式でもありますね
装弾数も30とリアルカウントではあるんですが、バリバリ撃ちまくってゲームやりたい、という人には物足りないかもですね
個人的にはばしばし弾が飛んでくる中リロードするのが楽しいのでかまわないんですが
このシステムってほかのM4系に移植されないんですかねえ

ともあれやっていきましょう

最終的にとても素直な方式に落ち着きました



二股ケーブル方式です
他に二系統のFETとか、マガジン内FETとか考えていたんですが、いずれもちょっとあれなので
この方式であれば、本来のストックインバッテリーも使用可能ですし、さらに言えば前方配線に応用することも可能です
前、真ん中、後ろとバッテリーポジションを選べるのでセッティングの幅も広がります

さて、本来メカボックス内に入るのはプラスマイナスの動力線、FETを付けても信号線(たいてい細い)が二本加わる程度ですが、2系統の電源から引っ張ってこなきゃなので、さらに二本追加、全部で6本の線が入ることになります


当然といえば当然なんですが、いつもの16AWGの線で4本通すのは結構きついです(不可能ではない)
線の柔軟性の問題もありますしね
なので今回は18AWGです
まあ、サイクル自体は大した変わらないんですが



実際に通してみるとこんな感じ
いい感じにみっしり詰まってます
上から四本通していく感じです



このとき重なっていると最悪モーター軸に巻き付くので、組んだ後にラジオペンチなんかできっちり鳴らしておく必要があります




というわけでFETの取り付けは終了です



当然ですがマガジン側の端子が必要になりますよね
抜かりはたぶんありませんのできちんと用意済みです  


2017年08月21日

電動ハンドガン コンパクト電動サブマシンガン用FETのお知らせ

無事旗風と合流(挨拶)

さて、かねてよりご愛顧いただきましたコンパクト電動サブマシンガン(MP7、スコーピオン、MAC10)と電動ハンドガン(グロック18C、M9A1、USP、M93R、ハイキャパE)向けのスイッチ類ですが、このたび現行型のFETの製作を終了します

対象となるのは電動ハンドガン用の7型まで、コンパクト電動サブマシンガン用の5型まで

つきましては手持ちの分で生産終了となりますので、それまでセール特価で出品させていただきます