スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ  at 

2018年08月20日

FETを付けよう SCAR用小改良の件

お久しぶりです

本と久々の更新です




今回はSCAR用の小改良です




SCAR用自体は以前にもやりましたが、今回はこれまで作っていたもので少々気になっていたところを改良していきます

前回同様、ほぼ純正と同じ場所で分割するセパレート構成になります
以前のバージョンでは、信号線の結合部は独立したコネクタですが、今回は二本まとまったタイプのコネクタを使用しています
これがまず最初の改良点

次はユニット側
ガンの構造上、リコイルがくる場所にユニットを配置しなければならないので、ユニットの保護回路部分に樹脂を充填、衝撃に耐えるよう改良してあります


今回のテストベットはSCAR-Hです
30口径版のSCARですね
やる気満々の30口径用マガジンが心強いです
これにACOG載せて社会福祉公社ごっこでもやろうかと思っていましたが、やらずじまいですねえ
というかあそこは銃器選定が職員の趣味に走りすぎだと思います

ではさっそくばらし
マルイのSCARはばらしが死ぬほどめんどい
あっちこっちビスを外して少しずつばらしていくことになるので、M4とかに比べるとほんとにめんどくさい

まあ、M4がばらしやすすぎるという指摘もできますが

まずアッパーをばらしていきましょう






アッパー側のボルトハンドルしたの留めねじ二本、ストック側のさらねじ2本のねじ四本を外します

これでアッパーが外れます





あとはグリップ、マガジンキャッチを外せばロアフレームからメカボが抜けます







メカボです


メカボ側も中を開けるまでが面倒なんですな、これが




まずフロント側のフレームを外し、



メカボ上部のリコイルユニットを外します


このあたりのパーツは袋なりタッパーなりにまとめて入れておいた方がいいでしょう



これでプレーンなメカボックスになりました
この状態でも動くのでリコイル外しという面ではM4より楽は楽かもしれません



ではメカボの中を見ていきましょう
次世代Ver2の上にリコイルユニット、それに後ろをふさいでスプリングガイドを入れてある、といった構造です

メカボ内に前から入った配線はスイッチユニットを経てグリップ方面へ行き、モーターへ接続するオーソドックスな配線経路です
いつもの通り配線を撤去していきます




元の配線と同じく、前から動力線を這わせていきます
事前にグリップ内の配線に十分な長さをとっておき、それから信号線のはんだ付けをおこないます


二枚の端子にそれぞれ信号線を一本ずつはんだ付けではんだ作業は終了

組み立てです
配線の太さの関係上、メカボ側面に入っていた配線抑えは使いません
フレームにメカボを入れていきますが、この時点では配線は上に出しておいた方がやりやすいでしょう



ではストック側の取り付けです
まずはストックをばらします
とはいってもさらネジ、留めねじを外せば分解できますので簡単です




純正ストックのヒューズボックスは外してしまいます
純正配線を撤去し、バットプレート側からセパレートユニットを入れていきます



配線経路が少々狭いので端子を折り曲げないように通して完成

ストックを組み上げ、本体と接続します

接続後は接続部をロアフレーム側に入れていきます
ロア側に押し込んでおかないとアッパーに干渉するので注意

さらにアッパーを組み込んで完成

以前のものより信号線の接続が楽になっていること、2型改良型ユニットを搭載した新SCAR用、すでにヤフオクに出品中ですので、SCARユーザーの皆様、ご興味があればよろしくお願いします  


Posted by 猫工作兵  at 09:45Comments(0)次世代SCAR

2014年04月28日

FETをつけよう 次世代SCAR編

FETをつけよう、今回はSCARです

はい、だんだんやることがなくなってきました
まあそんなことを考えているところにSCARが立て続けに入ってきました
LとHですが、まあどちらも配線は変わりません
つーか構造も大して変わらないので当然LとH兼用です







まずはバラします
ばらしがめんどくさいことめんどくさいこと
あちこちビスを外してようやっとアッパーとロアーが分解できるってどうだろう?




ハイメカボ御開帳
M4と違い閉鎖メカボ、しかも上部はリコイルユニットになっとります
まあ、スタンダート電動のVer2メカボと違い、基本的にスプリングにテンションがかかってないためメカボ炸裂という危険はほぼ皆無
ありがたやありがたや
先にリコイルユニットを外します
シャフトを抜くときにリコイルスプリングが飛んでかないように注意
何と二重です




ではメカボを開けて……




いつものように既存配線をとっぱずします




SCARの場合、既存配線と同じくいったん前へ出し、それからメカボ右側を張って後ろへ、という配線経路になります
後ろ側に配線を通すスペースがあればよかったんですがそうもいかないもので




いつもどおり信号線をスイッチにはんだ付けします
動力線はスイッチの端子の下を通し、グリップ側へ
動力線はメカボのグリップ基部のところから約11センチほど出して位置を決めます
動力線の位置決めが終わったらメカボを組みなおし、側面についていた配線カバーを付けます

配線カバーですが、信号線を通すと、もとのようにぴったりつけるのは結構厳しいです
まあ、フレームにはめ込んだ時に押さえになっていれば問題ないです


純正配線



フレームまで組み終わったら配線の中継点です
SCARの場合バッテリーがストック内、しかもストックは折りたたみかつ伸縮という厄介な仕様なんですな
なもんで分割型です




さて、ストックの組み立てです
このストックは中に配線を通すとなると本当に厄介ですな
当初のプランではFETユニットの直後で中継点というのもあったんですが、このストックのおかげで結局本体内に中継点になりました




では組み立てです
とはいってもストックの組み立てについては注意点はそんなにないです


既存配線を取っ払います
その際ストック内部の配線押さえを外すのを忘れずに

FETユニットは今回純正でヒューズが収まっているスペースに入ります
作例ではうちで一番図体がでかくなる二石高耐久、ヒューズ付で作ってみました
ちなみにヒューズボックスは精密ドライバーでこじってとるというシンプル設計でした


でもって配線を通します
バッテリースペース側から配線を通し、配線押さえを元に戻すことをお忘れなく
これを忘れると折り畳み時に配線が愉快なことになります




組みあがったら本体との接続です
中継点は純正とほぼ同じ位置になってます
大体セレクターのほぼ上あたりにファストン端子で接続です
ちなみに信号線はその下にやはりコネクタで接続、信号線のコネクタは動力線の下に押し込む感じです
このときセレクタープレートに干渉しないように注意してください

この後は普通に組み上げて終了です




いやー、配線の総延長が長いこと長いこと
MP5の前方配線タイプより長い

いつもどおりヤフオクでお出ししておりますのでご興味のある方はどうぞ

http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/ju87g3

他もいつもどおりだしてます

PSGもやらねば……  


Posted by 猫工作兵  at 09:33Comments(2)次世代SCAR

2013年09月12日

FETをつけよう 次世代後方配線 前編

FETをつけよう 今回は次世代後方配線です

度々要望はあったのでやってみました

次世代電動ガンはリコイルが売りですが、M4シリーズの場合そのためのユニットがバッファチューブに収まっています
そんなわけでFETユニットをどこに収納するか?という問題が付いて回るわけです
今回目を付けたのは



ここ

フレーム後端の配線経路のところに、直径1.5センチ、長さ2センチ弱の空間があります
ここにFETユニットを収納します

他にやられている方法としてはメカボックスのすぐ外側、グリップ基部に収納するやり方があり、これは当方で出しているクルツ後方配線用をベースにやっている方がいらっしゃるようです

いずれにしても他の機種に比べるとやはりスペースは限られていますね

グリップ基部の方はこれまで作ってきたIRL3713サイズでもなんとか入るのですが、フレーム後端の方に関してはIRL3713ではかなり厳しい
そこでPDWの際に使ったIRLR7833を使います



FET自体でもこれくらい大きさが違います
このサイズなら楽々入ります



とはいえ、組み付けの際に力が加わるところでもありますので、今回は基板を使って足折れを防ぎます
実際、2,3個足折れでダメにしてしまいましたので


構成自体は極めてオーソドックス
FETと抵抗のみです
まあ、今後コンデンサとダイオードをつけるくらいの余地はあるかな?
二石化はFETの構造上厳しいかもですが

ちなみにFETはIRLR7833で
30V(IRL3713と同じ)までかけられて、99A(製品版のIRL3713は75A) まで流せます

これは通常の電動ガンを動かすには十分な性能です
実際、開発に当たり7.4Vと11.1Vのリポバッテリーでセミ連射で動かしてみましたが過熱もなく平気で動いておりました
1石で動かすならむしろこっちの方がいいかもしれませんね

こりあえず今はここまで
次回は実装です
  


Posted by 猫工作兵  at 07:59Comments(0)M4次世代SCAR次世代M4