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Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年06月13日

小型FET改良の件

さて、今回は小型FETユニットの改良の件です

次世代M4後方配線でユニットの修理を依頼されることがあるんですが、多くの場合の原因はこいつ



ダイオードさんです
モーター停止時にFETに逆向きの電気が行かないようにする保護回路の部品です
小型FETユニットには標準装備になっているアレです
なるべく小さい奴を探して使っているんですが、筐体がガラス製でしてそれほど強度が高くありません

「動かなくなっちゃった」という場合、結構な確率でこいつが割れていることがあります
なので小改良


面実装パーツにしてみた
スマホのカメラじゃ写りゃしねえ(笑)

はい、超小型のパーツです
多分人間が手はんだでつける類のものじゃない気がします


しかしなりが小さくなったこと、筐体がガラスじゃなくなったことから、結構な強度が期待できます


とはいえ限度はありますが
ふんづけたりたたきつぶしたりしたら壊れることでしょう

いずれにせよ実用面では問題ないです
回路自体が小さくできますので今までより全長がちょっと、約二ミリ程度小さくなってます
でも動作や性能は変わりません

以下のパーツでこちらの小型ユニットは採用されてます
電ハン用5型
電ハン用6型
コン電・電ハン用2型
コン電・電ハン用3型
小型スイッチユニット2型
汎用小型スイッチ
ロープロ汎用小型スイッチ
次世代M4用
次世代M4用2型
HK416用

となっております
お値段のほうは変わりませんのでよろしくお願いいたします
ま、原材料費は高くなりましたが





これからもよろしくお願いします
  


Posted by 猫工作兵  at 08:00Comments(0)MP7電動ハンドガンスコーピオン次世代M4

2013年11月21日

次世代後方配線にヒューズを追加

のどの痛み→頭痛→発熱→のどの痛み→吐き気→筋肉痛→のどの痛み→下痢という、なんだか風邪の諸症状をコンプするような不思議な風邪ですが勝利まであと一歩というところです
寝床で今まで書いてなかった記事をまとめつつ養生してますです


さて、今回は先日ようやく完成した次世代HK416の追加加工です
まあ、といってもヒューズを追加したんですが

新たなFETを採用したことによりやや余裕を得たわけではあるんですが、何分力のあるリポバッテリーでの運用が前提なので安全対策はしておきたいところ

依頼主の方もすでにオプションNo.1製と思しき変換コネクタを搭載してリポで運用だったのですが、コレヒューズオミットしてるんですな
さすがにそれでは怖いので



こんな感じでヒューズをかませてみました

ヒューズがぶっ飛んでくれるおかげで万が一のトラブルでも安全性が確保できます

ATSヒューズに限らずミゼットヒューズあたりでも大丈夫かもしれませんな
標準サイズのガラス管ヒューズはさすがにスペースはないですが

というわけで次世代電動後方配線に関しましてオプションの展開始めました
今のところ二石化とヒューズぐらいですが今後まだ増えるかも

  


Posted by 猫工作兵  at 07:00Comments(0)次世代M4

2013年09月13日

FETをつけよう 次世代後方配線 後編

FETをつけよう 次世代後方配線後編です

さて、毎度のことながらメカボックスの取り出しまでは他の方がやっているのでそちらを参考にしていただくとして





次世代メカボさんです
メインズプリングがテンションかからない状態になっているので開けるのも楽でいいですね

で、既存配線を取っ払います





その後いつも通り信号線をスイッチ端子にはんだ付け
これまでのものと違ってもう少し細い耐熱電子ワイヤーにしてありますのではんだ付けも安心





スイッチ周辺はこんな感じ
気をつけないとフレームピンの穴に信号線がかかってしまうので注意です







FETユニットはこんな感じで設置します





FETユニットとメカボックスの間は大体こんな程度の距離を置きます
フレームの隙間に入れる感じなので多少は余裕を持たせないと組み付けが大変です
最悪FETユニットがフレームに押しつぶされて壊れます







組み付けるとこんな感じ
フレームの後端から先っぽがちょっと覗く程度の位置にくるようにすればOK



動力線を端子にはんだ付けして組み付けは終了

この後は組み立て直して終了です

いつも通りヤフオクで出品していますのでご興味があれば


隙間の少ないガンですが、何分リポを使うには三点式スイッチは怖いですからね
贅沢を言えばコネクターも変えたいところですが
何分タミヤコネクタの許容電流は10A程度なので実は電動ガンで使用するには力不足なんですよね
私は2Pコネクタにしてますが接続が確実なんでよさげです


  


Posted by 猫工作兵  at 09:26Comments(0)次世代M4

2013年09月12日

FETをつけよう 次世代後方配線 前編

FETをつけよう 今回は次世代後方配線です

度々要望はあったのでやってみました

次世代電動ガンはリコイルが売りですが、M4シリーズの場合そのためのユニットがバッファチューブに収まっています
そんなわけでFETユニットをどこに収納するか?という問題が付いて回るわけです
今回目を付けたのは



ここ

フレーム後端の配線経路のところに、直径1.5センチ、長さ2センチ弱の空間があります
ここにFETユニットを収納します

他にやられている方法としてはメカボックスのすぐ外側、グリップ基部に収納するやり方があり、これは当方で出しているクルツ後方配線用をベースにやっている方がいらっしゃるようです

いずれにしても他の機種に比べるとやはりスペースは限られていますね

グリップ基部の方はこれまで作ってきたIRL3713サイズでもなんとか入るのですが、フレーム後端の方に関してはIRL3713ではかなり厳しい
そこでPDWの際に使ったIRLR7833を使います



FET自体でもこれくらい大きさが違います
このサイズなら楽々入ります



とはいえ、組み付けの際に力が加わるところでもありますので、今回は基板を使って足折れを防ぎます
実際、2,3個足折れでダメにしてしまいましたので


構成自体は極めてオーソドックス
FETと抵抗のみです
まあ、今後コンデンサとダイオードをつけるくらいの余地はあるかな?
二石化はFETの構造上厳しいかもですが

ちなみにFETはIRLR7833で
30V(IRL3713と同じ)までかけられて、99A(製品版のIRL3713は75A) まで流せます

これは通常の電動ガンを動かすには十分な性能です
実際、開発に当たり7.4Vと11.1Vのリポバッテリーでセミ連射で動かしてみましたが過熱もなく平気で動いておりました
1石で動かすならむしろこっちの方がいいかもしれませんね

こりあえず今はここまで
次回は実装です
  


Posted by 猫工作兵  at 07:59Comments(0)M4次世代SCAR次世代M4