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Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年07月13日

マイクロスイッチの件

今回はマイクロスイッチのお話


一部の電動ガンで採用されているマイクロスイッチです
銅板のスパークスイッチに比べクリック感が確かで、セミオートの切れが良くなる……ような気がする?とかいろいろ言われています

有名なところだとA&KのMINIMI系統などのメカボックスや、ARMY FORCEとかがVer2メカボックスでもマイクロスイッチ仕様になっているものもありますね

後はマグプルもマイクロスイッチメカボ好きですねえ



ACRもPDRもマイクロスイッチです(写真はPDR)

あとはS&Tの64式小銃もマイクロメカボですね

まあ、全体的にちょっとコアなガンに使われてます


さて、マイクロスイッチですがメーカー純正品は国内だとほとんど見かけません
データシートとかはもちろんネット上で閲覧できるんですが、国内で売ってるところは見たことが無いですねえ


というわけで近いところの国産品
安心安全高品質のオムロン製品ではこんなところ
ARMY FORCE等Ver2マイクロスイッチメカボ
V15-1-A5


マグプル系ACR、PDR
V10-1-A4


A&K MINIMI系
V15-2-A5


といったところになります

オムロンのV型マイクロスイッチの型番なんですが

V(定格電流)-(スイッチの形式)-A(動作圧力)

になっておりまして、それぞれ違いがあります

定格電流
当然ながら定格電流はでかいに越したことはありません
とはいっても一般的にはいいとこ15Aくらいまでがマイクロスイッチとしては普通に売られているものですね
メーカーのほうに頼めば16くらいまでは特注で作ってもらえます
前回頼んだ時は2日くらいでやってくれました
まあ、FETと組み合わせならば全く問題ないんですが

スイッチの形式
電動ガンで使う場合大体押しピン方式(1)、ヒンジ付き(2)ですね
押ししろのほうもACRメカボに関しては問題ありで、スイッチ側レバーにちょっとした加工が必要になるそうで

動作圧力
オムロンの場合数字が小さくなれば小さくなるほど軽く、大きくなるほど重くなります
マグプル系とS&TはA4、ARMY FORCE製はA5ですね


スイッチのメカボックスへの実装ですが、MINIMI以外はすべて加工が必要になります
加工といっても端子を折るという作業でして、それほど難しくはありません
力の掛け方を間違えるとスイッチの筐体が割れるので、慎重に行きましょう


実装に際し、信号線をはんだ付けしていく形になるんですが、これはACR以外は一緒です

はんだ付けの個所は裏面にモールドされてる『COM』と『3』の端子にはんだ付けです
これはピンが押し込まれて通電する場合ですね

ACRの場合のみ『COM』と『1』にはんだ付けです
あれだけなぜかしちめんどくさいトリガーメカになってるんですな

MINIMIの場合は加工は必要なしで、接続は『COM』と『2』です
しかも端子を折る必要もないうえ、信号線にファストン端子をつけておけばはんだ付けすら不要です

これまで出品していたV15-2-1A5に加えV10-1-A4やV15-1-A5も出品していこうと思います
まあ、FETと併用限定ではあるんですが、スイッチの破損の際についでにアップグレードみたいな感じでやっていただければと


以上、マイクロスイッチの話でした
  


Posted by 猫工作兵  at 08:00Comments(0)マイクロスイッチ