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Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年07月26日

昨日の夢は今日の希望

そして明日の現実へと歩一歩、着実に実を結びつつあります。豊かな明日へ、バビロンプロジェクトは21世紀への挑戦です!(挨拶)

パトレイバーが懐かしい今日この頃、如何お過ごしでしょうか?
冷静に考えてみるともうパトレイバーって過去の話なんですねえ
有人ロボットはまだですが(そしてこれからもないような気がしますが)無人機はウロウロするようになりましたし、P・W・シンガーも「ロボット兵士の戦争」で指摘してましたがこれからの時代、SFのアイデアはより重要になっていくのかもしれませんねえ
サバゲ界にフィードバックされる日も来る・・・・・・のかな?

さて、今回はFETのお話です
先日オクの落札者様から「バーストができるFETって作ってもらえませんか?」というお話が
<>面白そうです実に面白そうです
以前作った次世代M16A3に組み込めれば、なんと次世代M16A4に!(ぇ
電子制御でセレクターセミ、フルに関係なく常にセミにできればスナイパー仕様または民生品スポーターライフルに!(ぉぃ

とまあバースト機構付きFETスイッチの開発に着手したわけなんですが
バーストにする方法はぱっと思い当たるところで

①ラチェット的なパーツで機械式バースト
89式とかKSCの93Rとかでやってるあれですね
一定の弾数撃つとカットオフレバーで止まるってやつ
メカボックス内に新たなパーツを増設しなきゃなので結構めんどい反面、信頼性は抜群
もちろんそれだけの精度と強度を持ったパーツを量産できることが大前提です

②バースト回路
マルイのSIG550についてたアレですな
当時は画期的でしたが、信頼性やらバッテリーの持ちが悪くなるのでオミットして使っていた人も多いとか

③マイコン制御
マイコンを使って通電時間を制御
もともとあるカットオフレバーと併用すればA2のような「セミ・バースト」というタイプのセレクターなら十分いけるはず

とまあ3案ほど浮かぶわけなんですが今回は③のマイコン制御でいきます
というのもFETと同じ基板に載せてしまうことで省スペース化も図れ、プログラムしだいで汎用性や応用性を高くでき、何より分割配線型FETなら差し替えで実装できるというメリットが見込めます

最大の問題は

今までマイコンなんか触ったことがない

ということでしょうか

なので早速勉強開始
結構楽しいですね
「ぷろぐらむってなんぢゃああああ!」ってところからLEDを光らせた時の感動はなかなかのものでした
新しい知識や技術の習得は常に新鮮な喜びをもたらすものです
知識欲は脳の肉欲とはよく言ったものですね




まあまだ少し時間がかかりそうですが形にしたいですね
  


2013年07月25日

FETについて基本的なこと (※8月7日追記)

まあよくある質問的なお話
多い順で

①どの線をどれにつなげばいいかわからないYO
よその出品者様もお悩みになっているようで、なんというか突き放した感のある書き方をされている人もいますがまあ誰にでも始めてはあるものですので

FETスイッチは基本的に4本の配線で構成されています
正負の動力線二本と信号線二本です
通常配線のほかに信号線なる聞きなれない線が走っているために、ここで混乱する方が多いようです

灰色の線二本が動力線、黄色と緑の線が信号線です

動力線はモーターへ電気を供給する線です
なので間違えて結線するとFETかメカボックスか、あるいは両方壊れます

信号線はスイッチへ結線します
信号線はFETへスイッチの開閉を伝える線です
なのでスイッチ閉(トリガーを引いている)状態で電気が流れるようにしてあげれば良いのです
電動ガンのスイッチであれば、AUGやP90のようなものを除けばスイッチの接点が二つのパーツで構成されています
この二つの接点に信号線を一本ずつはんだづけするわけです


これはVer2のスイッチですが





これの場合はこっちの写真の端子二つ、ノーマルであれば大抵赤のケーブルがはんだづけされてますが、それを外して代わりに黄色と緑、一本ずつはんだづけしてやれば良いわけです




Ver3の場合はこの写真ではやはり赤のケーブルがはんだづけされているのを外し、代わりに信号線をはんだづけします

先述の通り、信号線はどちらの端子にどちらをはんだづけしても動きます
つまるところ、動力線はモーターへ、信号線はスイッチへと考えて頂ければいいです

②暴走したor火が出た等
これが一番危ないんですが、FETは高負荷をかけると熱を持ちます
そしてFETを含めてトランジスタは熱に弱いです
高熱にさらされるとFETは壊れます
どういう風になるかというと
常に通電しっぱなし
になります

ではどういう時に壊れるかというと
・ギアトラブル
メカボックスがうまく回らない状態でFETを動かすとFET自体は一生懸命回すべく電気を送るんですが、ギアがかんでいるので回らない→FETに負荷がかかる→暴走(熱破壊)というわけです
ギアの組み方のほか、動力線を逆相につないでも当然メカボックスは回らないので同じですね

・ハイレートスプリング
硬いバネを入れていてもやはり負荷がかかります
電ハン用FETを組んだけれど「いきなり壊れたぞどうなってる」的な方は今のところほぼ全てカスタムスプリングを入れてますというケースでした
まあそれがきっかけで強化型を作ったんですが
回避するためには多石化して並列処理で一石あたりの負荷を軽減するか、メカボックスのセッティングを見直すかといった対処が必要になります

今回はこんなところで
この記事は今後追記するかも