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Posted by ミリタリーブログ  at 

2016年07月23日

次世代M4系統後方配線改良

ご無沙汰しております

暑さにへばりサバゲに行ったら翌日から体調を崩すという一週間でしたが皆様いかがお過ごしでしょうか?


さて、早速ですが次世代M4用配線ですが、現行の次世代2型は「とにかく小さく、薄く」を目指して作っている関係でちょっとした問題がありました



つまるところ、折り曲げに弱い(写真は電ハン用)

理屈の上ではM4のフレーム後端の空間に対角で(斜めに)入っているんですが、これがまたちょっと位置がずれるとうまく入らず、ユニットの前後から圧力がかかってしまう形になります

これはユニットの中央部、ちょうど保護回路があるあたりに力がかかってしまい、回路が壊れることがありました
もちろん位置取りを間違えなければ問題ないのですが、同様のユニット構造の電ハン系、コン電系のユニットでも似たような理由での故障がありました




もともと省スペースのために極薄の基盤を使っているんですが、この基板はLEDなどで使われる曲がる基板というやつでして、弾力のある素材で作られているんですが、いかんせんその上に乗っかる回路は折り曲げには弱いのです



というわけで少々厚みの点で妥協して、通常の厚さのものでユニットを作ってみました




次世代M4用FET後方配線3型として出品しております

まあ、組み方はこれまでのものと全く変わりませんので、お好みでどうぞ

同時に電ハン用やコン電用のFETにも今後応用していく予定です
特に電ハンでの使用はバッテリーのサイズが大きいものを使う際にはユニットに力がかかりがちなので、こちらも近日中に出品させていただきます


さて、当初の予定では3型のご紹介で終わるはずだったんですが、先日とある方からFET組み込みのご依頼を受けてやらせていただいたのですが、その際に3型や2型で暴走する事例がありました
上で上げたユニットの物理的な負荷の結果ということも考えたのですが、どうもモーターとの相性が悪かったというのもあったようです

というのも、「とにかくレスポンス向上を!」ということでHK417で使われているサマリウムコバルトモーターが組んであったのですね
ご存知の通りハイトルク型のモーターで載せ替えだけでもレスポンスが向上するという代物です
以前にも「トルク系モーターで具合が悪い」というお話は聞いていたのですが、その時は二石かで対処しましたが、次世代用のユニットではそれも限界があります

というわけで次世代M4用FET4型です(写真は外観が変わらないので省略)

どうもサマコバなど昨今の高性能モーターでは逆起電流も強力なのか、FETへの負荷が思いの外大きいようで、より大容量のSBDで負荷を軽減することにしました
正確な計測機器などがないために測定はできていないのですが、FETと保護回路、さらに大容量SBDの組み合わせは結果的に大成功だったらしく、安定して動作させることができました
一般に出回っている5AのSBDよりもさらに大容量の10Aのチップダイオードを搭載しているので、今後の高性能モーターにも対応可能と思われます

ちなみのこのSBDは汎用4型に使われているものと同じです


さて、次回はHK416前配線です
CじゃなくDですが