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Posted by ミリタリーブログ  at 

2017年06月09日

FETを付けよう Vz61スコーピオン 強化型FETスイッチ編




さて、今回はVz61です
動作確認用/テスト用にメカボを抜いて転がしていましたが、ふと思い立ってレストアです

スコーピオンは小っちゃくで軽くていい子なんですが、いかんせんノーマルのままだとちょっとだけ立ち上がりがね?
あと個人的には東側のこの手の火器だとキパリスとか好きなんですがどっか作ってくれませんかね?




ででん

今回の目玉、スコーピオン専用FETスイッチです
いつものIRLR8723ではなく、IRLB8743を使ったタイプです

筐体が大きくなったことで対応電流が上がったこと(8726は50A、8743は78A)と、on抵抗が約半減していること(5.8mΩから3.2mΩ)でユニットとして大きな余裕を得ることができました
特にON抵抗はFETの発熱にダイレクトに関係してきますので低いに越したことはありません

こちらはヒューズ搭載品になりますね
電ハン・コン電用の15Aのチップヒューズです
さすがにATSヒューズにするにはややスペースが足りませんでした


ではサクッとばらします
スコーピオンの場合非常に小さくまとめているため、スペースはどこも最小限度です
碌な余裕などありませんので、ユニットの収納はこれまで通りグリップ内です




前回はここのヒューズホルダーの部分は残しましたが、今回は思い切って撤去しました
小型のバッテリーであれば撤去しなくとも何とかなるかと
ヒューズホルダーがあった場所のくぼみにユニットを入れ込む形になります



信号線のはんだ付けに関しましては前回同様です
この二か所の端子にはんだ付けです
ほかの端子はとってしまっても問題ありません




動力線はメカボックスを入れ込んだ後ではんだ付けになります
動力線はいったんストック側に引っ張ってからモーター端子側に回します

まあ、純正配線と同じ経路ですな

つけ終わったら組み上げです
アッパーフレームで配線を挟み込まないようご注意を


動力線が18AWGになっているためか若干サイクルが上がったような気がしますね
いずれにしてもリポ運用の一つのやり方ということで


次回は何年か越しのりべんじ、AIPのHS50000を動かせるスイッチを作っていきたいと思います