2016年05月10日

FETをつけよう 次世代HK416C 準備&個人的評価編

さて、416Cです
HK416の前後小さくコンパクトにしてみたって感じのブツです
コンセプトとしては「ちっちゃくて火力がある奴だろ?こんなんでどうだ?」って感じですな
個人的には数年前の某書泉グランデで見かけた「マージナル・オペレーション」の表紙絵で女の子が持ってる絵が印象に残ってますが
ちなみにその時の感想は
「子ども兵に416Cとかどんだけ金のある組織なんだよ」
だったのは秘密です
FETをつけよう 次世代HK416C 準備&個人的評価編

マルイの次世代ってことでまあ実写性能に関してなんら不安を持っていないわけで
一番気になるのは売りの一つ、マガジン内蔵型のバッテリーです

FETをつけよう 次世代HK416C 準備&個人的評価編
FETをつけよう 次世代HK416C 準備&個人的評価編


モノ自体は単純で、「空きスペースにバッテリーを組みこんでみた。でもってそれで電源供給してみた」というものです
このシステム自体は非常に興味がありましたので導入と相成ったわけです

二系統の電源供給手段という野心的なシステムですが、ぱぱっと考えたメリット・デメリットは以下の通り

メリット
・銃の外観を崩さないで動かせる
個人的に非常に大きなメリットです
バッテリーケースをレイルに乗っけるというのはあんまり好きではないので
あと当然ながら余計なものをつけなくていい分軽くできます

・安全性の確保
電源が銃本体に内蔵されたバッテリーである場合、当然ながらマガジンが入っていなくてもモーターは回るわけで暴発の危険性は否めないわけです
まあ、バッテリーを外しておけばいいだけなんですがそれもそれで面倒な機種もあるわけで
しかもFET併用時なら暴走という危険もゼロではないわけで
万が一暴走してもマガジンが刺さっていなければ電源そのものがつながっていないので問題なしです
そんなわけで容易にバッテリーが排除できるというのは個人的にはありがたいですね
あ、もちろん可能な限り暴走しないFETスイッチを作る努力はしますよ?

デメリット
・専用マガジンの問題
上記のメリットを生かすには専用マガジンが必要です
まあ同時にバッテリーも数を必要とされますな
この辺の投資は必然っちゃ必然ですが

・装弾数の制限
マガジン内のスペースを食う以上ダイレクトにここにかかってきます
30発なのでリアカンで問題ないのですが、ゲームで正面切って撃ち合う人には厳しいかもしれません
当然携行弾数を増やそうと思ったらマガジンそのものを増やさねばならず……
逆にこのシステムを組み込んでM4を作ればタクトレやる人には便利かもですね




とまあ前座はこのくらい

このブログの主な目的は自作FETスイッチをどのように取り付けるのか、ということを大きな目的としていますので本題に入りましょう

なにはなくともとりあえず分解せねばなりません

では分解

①ハンドガードの取り外し
バッテリーがストック収納になっている416と異なりCは前方配線もあります
大きな特徴である2系統の電源のせいですね
そのため分解に当たりまずはハンドガードを外して前側の配線を外していかねばなりません

特徴的なボルトでの取り付けになっているハンドガードは、Cになっても継承されとります
実銃ならすリングの金具で回すように設計されているのですが、残念ながらマルイの416にそれはありません

FETをつけよう 次世代HK416C 準備&個人的評価編

専用工具もありますが、今回は暫定的に大きめのマイナスドライバとプライヤで回しました
このボルトを外してやるとするっと抜けますので外してやると、前側配線とヒューズボックスが出てきます
-側はファストン端子、+側は個人的にもなじみ深いATSヒューズにつながっています
FETをつけよう 次世代HK416C 準備&個人的評価編

FETをつけよう 次世代HK416C 準備&個人的評価編


②アッパーフレーム取り外し
まあ、ほかのM4系統と同じです、はい

③ストック取り外し
416Cの大きな特徴である伸縮ストックです
つくりがよく、某海外メーカーのものと異なりするする動きます
個人的にはバットプレーともっと大きいといいなあ

これの外し方はまあいつも通り
ストックレンチでリングを緩め、動くようになったら回して外します
このときストックポジションはリングを外すときは縮め、ストックを外すときは伸ばしてやりましょう

④ロアフレーム分解
うん、ここまで来るとめっちゃ普通です
M4系統と何ら変わりません
せいぜいアンビ用のギアをなくさないようにするくらいでしょうか
電源系がグリップより前に集中しているので配線が通っていないため、グリップを外せばそのままギアは落ちていきます

⑤メカボ取り出し
416Cの場合、ストックのシャフトガイドが追加されているので、メカボ取り出しの際には左側のガイドがボルトリリースと一緒に外れます
右は外れません
なくさないようにご注意を


というわけでメカボまで到着です


ここがマガジン側の接続端子です
構えたとき左側に来る方がマイナスになります


そして、実はこのメカボ
FETをつけよう 次世代HK416C 準備&個人的評価編



当然のように他のM4フレームに入ります
つまり、ほかのM4系次世代に移植可能なんですな
これは期待に胸が膨らむ方も多いのでは


次回はFET化




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