2016年09月22日

FETを付けよう HK416C編 (真打) その1

諸君、我等の夏は今日で終わった!しかし、秋と冬はまだ始まってもいない。堪え忍び、打ち勝たねばならない未来が諸君の前に待っている。さあ、「ウォースパイト」が君たちを助けてあげられる間に撤退してくれ。今日はここまでだ、幸運を祈る。(夏イベを終えて)


結局E3までしか行けなかったよ
みんないったいどうやってあそこ突破してたんだろう
ウォースパイトはまだお迎えできませんでした
好きな艦だったんだけどなー

特にあの名前と正反対のあり方が


さて、提督業はここまでです

今回はいよいよ416Cを片つけていきますよ

では今回のユニットです

FETを付けよう HK416C編 (真打) その1


ででん

きわめてシンプルな「折り返し型配線」です
クルツ用やAA12用で使っている、片方の配線をユニットで折り返して作ってあります

P90用2型のように、ヒューズをかませていないつくりになりますが、今回の仕様目的であるマガジン内蔵式のバッテリーの場合、マガジンの側にヒューズが仕込んであるので使わなくても問題なしです
まあ、もともとは180度曲げることにやや不安を覚えていたのもあって、あのユニット構成になったのですがいろいろ試行錯誤の結果あんな感じになりました
ユニット配置はおなじみフレーム後端です



さて、早速取り付けです
ばらしとメカボ取り出しは前回やりましたので今回は飛ばします

ではメカボを開け、既存配線を取っ払います

ここで注意事項

このとき、フロント側へ行く配線は残してください

なぜかというと、今回の作例では前回すでにフロント側へ行く配線を取っ払ってしまっているため、既存配線がありません
既存配線を残しておけば、バッテリーボックスの仕様も可能です
マガジン給電しか使わないぜ!という方はとってしまっても構いません


まあ、途中で電線が変わるので、ほんとは同じ線に差し替えた方がいいんですけどね
オプションに載せておきますので、そのくらいの手間をかけてもいいや、という方はどうぞ


外し終わったら今度はFET配線を載せていきます
後ろだし配線の要領で配線を敷いていきます



こんな感じ


FETを付けよう HK416C編 (真打) その1

メカボフレームから約3センチ程度ユニットと距離が出るように配置です
黒チューブでマーキングがしてありますので、おおよそその位置で配置すればいいでしょう
ただ、最近フレームへの入れ込みで失敗したという声をよくいただきますので、必ずフレームと合わせて位置決めをしてください

エンドプレートとストックリングの締め込みでユニットが圧潰することがあります
くれぐれもご注意を

FETを付けよう HK416C編 (真打) その1

このくらいの位置で出ていれば閉められます
ちなみに今回の作例ではストック側、というかフレームエンドプレートに加工が必要です
とはいっても難しいものではなく、変形ナットを撤去するだけですので、M3のねじを回せるドライバーがあれば問題ありません
詳しくは次回


さて、位置が決まったら信号線をはんだ付けしていきます
まあ、これはいつものようにはんだ付けですので問題ないかと


次にメカボフレーム内に配線を入れ込んでいきます
この狭い空間になんと6本もの配線を入れ込んでいきますので、今回はかなーり難しいです

FETを付けよう HK416C編 (真打) その1


ということもなく先曲がりペンチがあれば案外問題ないものです


配線は下から
信号線(スイッチ行き)
動力線ソース行き(バッテリー行き)
動力線ドレイン行き(モーター行き)
の順で引いていきます

うっかりするとモーター軸が皮膜をどんどん削っていくので必ず

閉じた後に先曲がりペンチで配線に癖をつけてください

これを怠ると最悪くみ上げた後に

分解不可能になります

ピニオンに引っかかってモーター軸に絡みでもしたらモーター、グリップ、FET配線は壊さないと分解できなくなります

くれぐれもご注意を

FETを付けよう HK416C編 (真打) その1


メカボックスを閉じたら、マガジン給電用の端子を付けていきましょう
ビスで固定し、端子を付けていきます
端子を付けたら動力線のはんだ付けです

配置箇所はメカボックス左側(セレクタープレートが付いていない方)がプラスです

これは間違えると一発でFETがダメになる可能性があるので、必ず確認したうえではんだ付け、動作確認してください

若干長めにしてあるので、無理のない配線経路を確認したうえではんだ付けしてください

FETを付けよう HK416C編 (真打) その1


以上でメカボ編は終了です
次回はフレームの組み立てです



さて、マガジン給電用の端子の写真を見て違和感を感じた方もいるかと思われます
そう、作例でつけている端子台は白いのです
本来は黒色のABS製ですが、こちらの作例のものでは白い樹脂でできています

まあ、何のことはない、型取りして作ったものです
何のためにやったかというと、万が一にもパーツが壊れた時の予備、というのもありますが、このマガジン給電方式、現状416C専用となっています

しかし他の次世代M4系統ではマガジンとしては使えてもバッテリーとしては使えません

このマガジン給電方式自体は、銃にマガジンをさしていないと動作しないという、一種の電気的なマガジンセイフティの役割を果たしているともいえるので、個人的には非常に高く評価しています
なにしろ、「うっかりバッテリーがつながったままトリガーを引き、たまたま銃口の先にヒト、モノがあり、しかも抜弾がされていない」という不慮の事故を防ぐことができます
どんなに完成された機械でも、使う側がミスをすれば事故が起きます

FETを付けよう HK416C編 (真打) その1


このシステムを他のM4に移植できないか、ということでとりあえず端子台から作ってみました
今後別の次世代M4をテストベットにやっていく予定です




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Posted by 猫工作兵  at 07:00 │Comments(0)カスタム トイガン FET リポバッテリー

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