2018年11月25日

FETをつけよう M4前方配線編(セパレートなし)

今回はM4前方配線をやっていきましょう

これまでM4の前方配線は基本的にセパレートでやってきました
というのも、デルタリングやバレルナットなど多種多様な固定方式のフロントで、アウターバレルとそれら固定部品とのクリアランスが十分に確保できない可能性というのが小さくないもので
いや自分用なら何とでもなるし何とでもしてしまうのでかまわないんですが、ユーザーさんにそれを求めてしまうというのはちょっとあれかなーということで

ただ一方でセパレートにはしたくない、少しでもロスを省きたい、という声もありますので、今回はセパレートなしでつなぐ方法をご紹介させていただきます
といってもまあ少しいじればわかるので、それほど難しいわけではありません
簡単な知恵の輪みたいなものです

とはいうもののすべての仕様で通るというわけではありません
二石並列ユニットとかはまず通りません
薄型の二石並列ユニット、または小型FETを使用したものなら通るかもしれませんが、通常のTO220規格ですと厳しいですね

FETをつけよう M4前方配線編(セパレートなし)

さて、では前配線です

メカボ配線そのものはそれほど難しいものではありません
あるとすればメカボの外に出てきた配線をマガジンと干渉しない位置に置いておくよう注意するくらいでしょうか

FETをつけよう M4前方配線編(セパレートなし)

ロア側を組み上げたらアッパーの組み立てです
FETをつけよう M4前方配線編(セパレートなし)

この方式の場合、アッパーは分解した状態で組み始めます
アッパーを載せる前にチャンバー・インナーバレルを取り付けていきます
マガジンを挿入してチャンバー周りを固定してしまうとやりやすいかもしれません

インナーバレルと一緒に配線を通してしまいます

コネクタとユニットを通したら、こんどはアウターバレルをかぶせていきます

そしてデルタリング、またはまれるナットをかぶせていきます
リング、またはナットの内側にコネクタとユニットを通します

あとはフロントを組み上げていく形になります

流れとしては
・ロア組み立て
・インナーバレル取り付け
・アッパー取り付け/配線通し
・アウターバレル取り付け
・リング、ナットの内側へ配線を通す
・フロント組み立て
という形でしょうか


今回はよりやりやすいように超小型ユニット・ロープロ配線でやってみましたが、これだと確かに配線しやすいですね
まあ通常の16AWGでも行けるでしょうが、こちらの方が柔らかいので取り回しも楽です


新しい配線探すかなあ




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Posted by 猫工作兵  at 08:00 │Comments(0)カスタム トイガン FET リポバッテリー

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