2013年10月10日

ワンピース型前方配線FET Ver2メカボックス向け

というわけで前回紹介したIRLR7833を利用したFETスイッチです

これまで作っていた前出し配線はアウターバレルやフレームの隙間を通すためFETユニットと配線の大半を分割していました
当然分割点があるからその分抵抗が増えるんですが(もっともその差を人間が感知できるかははなはだ疑問であるが)今回製作したのはワンピース型なのでその分抵抗は減ります
後万が一のつなぎ間違え(これまで作っている分は接続端子を変えてあるからまずありませんが)もなくなりますし、うっかり何かに引っ掛けていざというときに打てない、ということはなくなります

もともとは自前のKAC PDWに組み込むための一品ものでしたが結果が良好なのでそのまま応用して前出し配線に

今回のFETユニット収納位置はアッパーフレーム内、チャンバー周辺の空間に収めてしまおうというものですんで当然、バレル基部より前へ向かっているのは配線のみになります
しかも動力線のみ
うっとうしい信号線はメカボックス周辺のみにちょこっと伸びているだけのすっきりデザインに
FETユニットはメカボックスとバレル基部の間くらいに収まります
一般的なM4系統の銃であればすっきりですな

取り付けはまあ変わらんのですが

ワンピース型前方配線FET Ver2メカボックス向け

信号線の半田付けの前に位置決めをしましょう
今回適当にやったら足りなくて信号線つけなおしました

ワンピース型前方配線FET Ver2メカボックス向けワンピース型前方配線FET Ver2メカボックス向け

フレームに組み込むとこんな感じ

全体的に信号線があんまり長くならない関係で巣っきりです

チョイ長めに作っておけばAK系統もいけそうです
というよりメカボ内部を動力線が走らない分たぶんあっさりつくはず

内容的には電ハンのⅢ型相当のいわゆる高耐久タイプ
面実装部品を使ったので小さくまとまっとります
今後の改良次第でもっと小さくなるかもですな

ただ問題が皆無というわけではなく、前出しVer2FETのウリのひとつであった容易に交換可能なFETユニットという利点は完全にチャラです
ユニット交換時はメカボばらしが必要になります
まあ、ワンピースなんでしょうがないといえばしょうがないんですが
あ、でも一般的なFETユニットはみんなそうか

一応コレもヤフオクに出す予定です




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Posted by 猫工作兵  at 08:11 │カスタム トイガン FET リポバッテリー