2018年06月02日
FETをつけよう 東京マルイ HK PSG1
今回はPSG1です
今回きわめて写真少ないです(汗)
取り付けについてはきっちり写真あるんですが全体像をとっていないという
PSG1といえば、ゲームなどでもしばしば出てくるドイツ製高性能セミオート狙撃銃として知られるライフルです
ミュンヘンの悲劇として知られる黒い九月事件の教訓から開発された狙撃に特化した小銃ですね
もっとも、性能はぴか一で(WA2000ほどではないにせよ)価格もぴか一(約7000ドルくらい?)、そして重いということで警察向け、しかもお金持ちの警察向けという雰囲気のライフルですが
なおのちに開発された簡易型のMSG90は結構好評らしい
東京マルイのPSGももちろん高精度の射撃性能を目指して作られており、メカボックスもPSG1専用のものになっています
このメカボックスは大きな特色を持っていて、セミオートオンリーかつピストンを一定の場所にとめて、プリコック状態を維持する機能がついています
が、FET化するのにあたってこの機能は実は非常に厄介です
というのも、FETを守る種種のからくりが使えないのですね
機械式ブレーキ回路の機構上SBDは使えません
SBDを搭載するとブレーキ回路の動作に干渉するので、ピストン停止位置がおかしなことになります
当然、逆起電流はきっちりFETにやってくることになるので、それなりに性能の高いFETで作る必要があります
さらにこのブレーキ回路は、FETの取り付け時に間違えると常時ONになったり、最悪の場合信号線が発熱する場合があります
なのでPSG1にFETを取り付ける場合、他の機種に比べより注意深く作業する必要があります
そこでこの機種に関しては、うちの手持ちで一番いい(そして高い)FETであるIRLB3034で製作します
いつものIRLB3813よりも低発熱、大容量のFETですが、3813のかるーく倍するお値段になります
しばらくは3034で製作しますが、なくなったら3813ですかねえ
実験時は3813でも問題なかったんで多分3813でも十分なんでしょうが
では取り付けていきましょう
まず最初に
PSG1の場合信号線の極相があります
ほかの機種では単純に「スイッチオン時に通電すればよい」なんですが、PSG1の場合はブレーキ回路の関係上信号線の極相があります
また、信号線は3本線になります
というわけでこちら

分割タイプにしてストック内も配線を置き換える仕様にしてあります
メカボ取り出しまでは困ったことに写真を取り忘れてしまいました
メカボです
左側面に外部からアクセスできるスイッチが三箇所です
これらに信号線を付けていくことになりますが、これを間違えると常時オンだったら最悪信号線が過熱します
信号線は黄色、緑、青になります
この三種類を正しい場所にはんだ付けしていきます

メカボックスのノズル側から緑、青(写真では黒)、黄色の順ではんだ付けです
以上で取り付け完了です
後は特に問題なく組み立てですね
PSGはいまだ人気がありますが、もはや部品調達も怪しいので、お使いの方は是非
いつも通り出品(自作パーツ PSG1専用FETスイッチ 数量限定版 で検索)しています
さーて、依頼品をこなしつつ、次はSCAR用のリメイクですかねえ
今回きわめて写真少ないです(汗)
取り付けについてはきっちり写真あるんですが全体像をとっていないという
PSG1といえば、ゲームなどでもしばしば出てくるドイツ製高性能セミオート狙撃銃として知られるライフルです
ミュンヘンの悲劇として知られる黒い九月事件の教訓から開発された狙撃に特化した小銃ですね
もっとも、性能はぴか一で(WA2000ほどではないにせよ)価格もぴか一(約7000ドルくらい?)、そして重いということで警察向け、しかもお金持ちの警察向けという雰囲気のライフルですが
なおのちに開発された簡易型のMSG90は結構好評らしい
東京マルイのPSGももちろん高精度の射撃性能を目指して作られており、メカボックスもPSG1専用のものになっています
このメカボックスは大きな特色を持っていて、セミオートオンリーかつピストンを一定の場所にとめて、プリコック状態を維持する機能がついています
が、FET化するのにあたってこの機能は実は非常に厄介です
というのも、FETを守る種種のからくりが使えないのですね
機械式ブレーキ回路の機構上SBDは使えません
SBDを搭載するとブレーキ回路の動作に干渉するので、ピストン停止位置がおかしなことになります
当然、逆起電流はきっちりFETにやってくることになるので、それなりに性能の高いFETで作る必要があります
さらにこのブレーキ回路は、FETの取り付け時に間違えると常時ONになったり、最悪の場合信号線が発熱する場合があります
なのでPSG1にFETを取り付ける場合、他の機種に比べより注意深く作業する必要があります
そこでこの機種に関しては、うちの手持ちで一番いい(そして高い)FETであるIRLB3034で製作します
いつものIRLB3813よりも低発熱、大容量のFETですが、3813のかるーく倍するお値段になります
しばらくは3034で製作しますが、なくなったら3813ですかねえ
実験時は3813でも問題なかったんで多分3813でも十分なんでしょうが
では取り付けていきましょう
まず最初に
PSG1の場合信号線の極相があります
ほかの機種では単純に「スイッチオン時に通電すればよい」なんですが、PSG1の場合はブレーキ回路の関係上信号線の極相があります
また、信号線は3本線になります
というわけでこちら

分割タイプにしてストック内も配線を置き換える仕様にしてあります
メカボ取り出しまでは困ったことに写真を取り忘れてしまいました
メカボです
左側面に外部からアクセスできるスイッチが三箇所です
これらに信号線を付けていくことになりますが、これを間違えると常時オンだったら最悪信号線が過熱します
信号線は黄色、緑、青になります
この三種類を正しい場所にはんだ付けしていきます

メカボックスのノズル側から緑、青(写真では黒)、黄色の順ではんだ付けです
以上で取り付け完了です
後は特に問題なく組み立てですね
PSGはいまだ人気がありますが、もはや部品調達も怪しいので、お使いの方は是非
いつも通り出品(自作パーツ PSG1専用FETスイッチ 数量限定版 で検索)しています
さーて、依頼品をこなしつつ、次はSCAR用のリメイクですかねえ
簡易プリコック機構について
FETをつけよう HK45分解・配線総とっかえFET編
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FETをつけよう 番外 PKMマガジン編
FETをつけよう M4前方配線編(セパレートなし)
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Posted by 猫工作兵
at 08:14
│カスタム トイガン FET リポバッテリー
PSG-1はセミオート専用なのでスイッチの不良が心配なので是非とも使用したいと思っています。