2015年03月09日

メカボックス内蔵型FETスイッチ 実装編

というわけで内蔵型第二回、実装編です
手元のバッテリーで試したところ、7.4V、11.1Vのリポバッテリーで問題なく動いております
さすがにハイレートのスプリングとの組み合わせはお勧めしませんが、M100くらいのスプリングには耐えられるんじゃないかと(実験したのはエレメントのM105でしたが)
他の方の作例ですと「金属製のメカボックスが一種の放熱器として機能し、FETの放熱を助ける」みたいなことが書いてありましたが、このせいなのかも?
とはいえもちろん絶縁しないと大変なことになりますが


さて、では実装です

今回のFETはかなり寸法がシビアです
ユニットそのものというよりは配線部分の長さがシビアになっております
メカボックスからモーター向け配線は11センチほど出る長さになってますので、一般的なM4系グリップに使えますが、PDWグリップなんかとの組み合わせの際には何とか織り込むか、カットして長さを調節してください

メカボックス内蔵型FETスイッチ 実装編

ユニットの収納部は前回ふれたとおりメカボックス後方の動力線の経路に仕込みます

ただし、目的としたうち「メカボ無改造」は残念ながら達成できませんでした
とはいってもそんなに大規模な加工ではなく、配線経路にある配線押さえ用の突起
メカボックス内蔵型FETスイッチ 実装編


これがユニットに干渉してしまうのでこいつをニッパーなんかで切り落とします
余談ですが、百均のニッパーを昔使っていて、2.0sqのテフロン線を切ろうとしたところ

一発で折れる(ニッパーの刃が)


道具はしっかりとしたものを使わねばなりませんな
今はホーザンのニッパーを愛用してます
少々値は張りますがその切れ味は感動モノです

メカボックス内蔵型FETスイッチ 実装編

メカボックス内蔵型FETスイッチ 実装編

メカボックス内蔵型FETスイッチ 実装編


これでユニットを入れてもメカボが閉まります


一応手元のマルイ純正、D-BOY系強化メカボ、ARMYFORCEのマイクロスイッチメカボ、クラシックアーミーのSR25メカボは入りました
厚さがかなり薄めなので大抵のメカボには入るかと

ちなみに次世代メカボにも入りましたんでそのうち次世代後方配線(改)も作るかな
現行型は若干配置箇所がつらいって声も聞きますので


後は普通に閉めるのみです

メカボックス内蔵型FETスイッチ 実装編


外見はFETなしのようにすっきりしてますので、配線の取り回しは結構楽ですな

問題はスペースがシビアなので二石化できないことですかねえ
ただ、7.4でも11.1でもそこそこ余裕を持ってメカボを回せるのでノーマル+α程度のチューンであればこれで十分かと

ま、こういうFETもあるんですが

メカボックス内蔵型FETスイッチ 実装編


試しに仕入れてみたけれどこれ手はんだは結構厳しいんじゃ……
プリント基板向けのパーツだよなあ……


次回はこないだ持ち出したらグズり気味だったMASADAさんを手直し

その次はマグプルのちんまい奴の予定




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Posted by 猫工作兵  at 08:00 │Comments(2)Ver2メカボックス内蔵タイプFETスイッチ

この記事へのコメント
こんにちは。

下の方のDirectFET/CanFETは、パッド位置的に専用基板に実装しないと電流や熱の偏りで実用上問題が生じます。それと放熱器取り付けないと高確率で故障するので注意。
基板実装するならinfineonのIPT007N06Nが小形高容量ですよ。かなり高いですが。
Posted by ネヴリンネヴリン at 2015年03月09日 13:36
ネヴリン様

いつもご助言ありがとうございます
大変参考にさせていただいております
やはりここまで小さくなるとユニバーサル基盤でどうこうってのも限界ですかねえ

放熱機のことも考えるとなるとほんとここまで小さい部品を使う意味ってなくなりますねえ
Posted by 猫工作兵猫工作兵 at 2015年03月24日 01:55
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