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Posted by ミリタリーブログ  at 

2014年02月26日

FETをつけよう Vz61スコーピオン編

FETをつけよう 今回はスコーピオンです



コン電シリーズの中でもえらくちっこいです
よくもまあこんな小さい物作りましたねえ……
ゲーム仲間の方の依頼品ですが長らくかかってしまいました
イングラムやMP7に比べるとばらしが面倒でしかも内部に隙間が少ない、というなかなかに難敵です

スコーピオン自体は冷戦真っ盛りの1961年のチェコスロバキアで開発されたサブマシンガンです
車両搭乗員や後方勤務員が身を守るために装備するという目的で開発された小型軽量かつフルオート可能というブツで、今日でいえばP90やMP7のようなPDWのようなコンセプトですね
問題は弾なんですが非力な32ACPなものでのちには9ミリマカロフや380ACP、9ミリパラといバリエーションも増えていきました
冷戦終結後は西側諸国でも好評を博し、一部の警察でも使われたそうで
……まあ、最終的に魔改造の域まで踏み込まれていたようで、フォアグリップにフラッシュライトが後手後手と着いたその姿は何とも凶悪なありさまでした

なりが小さいものだから、本来の用途のほか、テロ屋さんにもずいぶん使われたそうです
テロ屋さんではありませんが某北の国の方もお使いだとか

さて、ばらしは省略
というか写真撮り忘れました
申し訳ありませんがばらしをやっていらっしゃるサイト様でご確認を
とはいってもフレームピンの留めねじを緩めてやるだけでピンが外れるので、アッパーフレームはそれで抜けるし、メカボもそれほど苦労せずにはずせます




問題のみっしり詰まったトリガー周り
小さい部品が満載です

フレームからグリップをはずしたら、まずは端子部の分解
ヒューズへ向かっている赤と黒のケーブルが付いた端子がありますが、今回は黒のケーブルが付いているほうのみ使います
赤のケーブルが付いているほうは取ってしまいます

ヒューズ行きケーブルは今回出番なしなのでご退場願います

で、端子のみにした後で、元に戻します




今回の主役、スコーピオン用FETスイッチです
構造自体はシンプル極まりないもので、ユニットも電ハン5型準拠の保護回路付きです



スイッチ周りのユニット一式です
信号線の取り付け位置は次の二点
・ヒューズ行きケーブル(黒)が付いていた端子
・純正配線のモーター端子が刺さっていた端子のうち、向かって右側、赤のケーブルが刺さっていた方





スコーピオンの場合は先に信号線のはんだ付けをします
取り付け位置はこのあたり
短すぎるとバッテリーの取り付けが面倒になり、長すぎるとグリップのふたが閉まらなくなる可能性があります
一応コネクタの先がグリップの下側に来るくらいの長さで信号線をはんだ付けしてください
毎回ですが信号線に関しては極相は関係ありません
黄色でも緑でもつけやすいほうをつけやすいほうにはんだ付けで大丈夫です
信号線のはんだ付けが終了したらフレームへのグリップを取り付けます






取り付けたら今度はメカボックスへの動力線のはんだ付けです
あらかじめ純正配線をとっておきます
いつものように赤のチューブ付きをプラスに、付いてない方はマイナスにです
とり回し自体は純正配線と同じです

ここまで来たらあとはもう組みなおすだけです
配線を抑えながら閉めないとかむので注意です


完成

とり回しらくらく、軽くて小さいんでサイドアームにもっていくこともできるという便利アイテムです
リポとFETでその性能も向上
もちろんメインにも使えますし


いつも通りヤフオクに出してますんでご興味があればどうぞ

http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/ju87g3