2015年01月18日

FETスイッチ取り付けの基本

FETスイッチの取り付けについてもう一度おさらいです

Ver2メカボをサンプルにしてますが、基本的にすべてのFETスイッチに共通したところをまとめてみます

FETの構成としては以下の通り

・ユニット
FET素子と抵抗で構成されています
ほかに保護回路やSBD(ショットキーバリアダイオード)、ヒューズが組みつけられていることもあります

・動力線
バッテリーからモーターへ動力用の電源を送る線です
プラスとマイナスがあり、モーターに逆相でつなぐと高確率でヒューズが飛ぶかユニットが壊れます

・信号線
FETを実装する際に多くの方が「なんじゃこりゃ?」と考える線です
1本のものと2本のものがあり、1本のものは多くの場合一部の配線を既存のものを流用する形になります
今回は2本のものを解説します


組みつけ例

今回はM4等で使うVer2メカボックスを例としています
まずは後方配線
ストック方向にバッテリーを配置する場合です
この場合、モーター軸周辺に動力線、信号線が通るため、気をつけないと簡単に配線を噛んでしまうので注意が必要です

FETスイッチ取り付けの基本


こんな感じでひいていきます

FETスイッチ取り付けの基本


信号線はスイッチの一組の端子にそれぞれ一本ずつはんだ付けですが、信号線に関しては極相は関係ありませんので好きなようにつけていただいて問題ありません


次、前方配線の場合
セパレート型として出品しているものになります
ハンドガード内やPEQ系のバッテリーケースなどでメカボックスより前にバッテリーを配置する場合に使います
ほかにSIG系の長物やA&KのMASADAなどでもこちらを使います

FETスイッチ取り付けの基本


配線はこんな感じでひいていきます
モーター軸周りは信号線の分すっきりしているものの、スイッチ周辺が少々込み入ってます
はんだ付け自体はこちらも変わりません
スイッチ端子へのはんだ付けですが、込み入ってしまうのでスイッチ周りを外してからやってやると楽です


以上でVer2を例としたFETスイッチ実装を簡単に見てみました




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